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インティマレーザー

出産後や加齢に伴い、以下のお悩みはありませんか?

*加齢や出産によって腟が緩んできた気がする
*入浴時に腟にお湯が入る
*腟に空気が入っているような気がする
*タンポンから経血が漏れる
*性交痛がある
*腟になにか挟まっているような違和感がある
*腟内が乾燥している
*年齢とともに尿漏れが気になるようになった
*デリケートゾーンのニオイが気になる

膣のゆるみ

腟や尿道に関する様々な症状は、妊娠や出産、運動不足や加齢により引き起こされる症状です。特に出産では腟壁が過剰に引き伸ばされるため腟のゆるみが生じます。そしてこの腟のゆるみは出産回数や出産年齢に比例すると言われています。
日常生活において腟からお湯が漏れる症状に気がついていても、緊急性の高い病気ではないため気にはなりつつもそのままにしている方が多いようです。

更年期には女性ホルモン(エストロゲン)の低下によって腟組織が萎縮し、20代の時はふかふかの腟粘膜も年齢とともにハリや膨らみが次第になくなってしまいます。
腟壁が薄くなるのとあわせて、潤いも減少していきます。
さらに加齢などによって子宮や膀胱などを支えている骨盤底筋がゆるむと、膀胱や尿道の締まりが悪くなり、臓器が支えきれなくなり、下に落ちてきてしまいます。

従来は、これらの治療は手術や骨盤底筋体操が主流でした。
しかし、ここ最近は、手術ではなく日帰りで出来るレーザー治療がとても注目を浴びています。
できるだけ少ないダウンタイムで手軽に、且つ周囲に知られずに治療をすることができるからです。

 

インティマレーザータイトルバー

インティマレーザーについて

インティマレーザー(Erヤグレーザー;エルビウムヤグレーザー)は、腟のゆるみや尿漏れ、性交時の痛みやデリケートゾーンの黒ずみ改善など様々な症状に対応できるレーザー機器です。

加齢によるホルモンバランスの乱れ、生理不順、ピルの長期服用などにより腟粘膜が弱くなることで、腟の緩みや尿漏れ、性交時に乾燥やひりつき、痛みを感じる場合があります。
このような出産や加齢に伴う症状に対してインティマレーザーが効果を発揮します。
Erヤグレーザーを腟内に当てることで腟粘膜表面から粘膜下組織の深部まで熱が伝達します。
この熱作用により組織内の血流が改善され、コラーゲンの新生が行われます。
その結果、粘膜・腟壁の厚みが増え、尿失禁、腟の緩み、性交痛などの症状を改善します。

 

インティマレーザーのメカニズム

インティマレーザー本体

インティマレーザーはスムースモードという非蒸散性サーマルモードを搭載しています。
非蒸散性とは、皮膚表面に穴が開いたり傷ができないことを言います。このスムースモードの技術により、施術後もほとんどダウンタイムや日常生活に支障がでません。
また、使われるレーザーはEr:YAG(エルビウムヤグレーザー)で、水分への吸収率が最も高い領域の波長のレーザーです。
粘膜に含まれる沢山の水分にレーザーが吸収されて熱を発生するため、血管拡張作用により血流を促進します。
これにより細胞が活性化しコラーゲンの新生を高め、筋肉など組織の機能アップにもつながります。
腟粘膜は60度近くまで温度を上げても痛みを感じにくいため、高い出力での治療も可能であり、1回でしっかり効果を出すことができます。
さらにこのレーザーのもう一つのメリットは、他の腟レーザー治療機と違って年齢層に制限はなく若い世代から閉経後の方まで治療することができます。

インティマレーザーのタイトニングメカニズム

 

インティマレーザーの治療の流れ
  1. 腟の奥は痛みをほぼ感じませんが、入り口近くは熱さを感じやすいため麻酔クリームを塗ります。
  2. 麻酔が効いた後、専用のガラス管をゆっくり挿入します。経腟超音波検査と同じような感じで痛みはほとんどありません。インティマ専用ガラス管
  3. 腟内照射専用のアプリケーター(照射器具)をガラス管の内部に入れ照射していきます。

 -1) 尿もれ治療では、腟前壁を重点的に照射することによって尿道を引きしめていきます。

 -2) 腟弛緩治療では、腟用のアプリケーターに交換して腟全周を照射し、全体的に引き締めていきます。

 レーザーを照射するアプリケーターは、このようなガラス管に入った状態で腟内照射を行います。

インティマアプリケーターとガラス管

 

  1. 最後にガラス管を抜き、外側(腟口・尿道口)を照射していきます。

 

 

レーザー照射機能

インティマレーザー照射の様子

インティマレーザーの照射はすべてオートモードで行われ、尿道の場合は前壁のみにレーザーを照射してタイトニングを行います。
腟の場合は360度回転しながら腟壁全体をタイトイングします。
どちらの場合も、少しずつガラス管からアプリケーター(照射器具)が自動で抜かれながら照射を繰り返します。

 

インティマレーザー施術の特徴
日帰りで誰にも気づかれずに治療が可能

従来であれば腟の引き締め・尿漏れの治療は手術が第1選択が、レーザー治療は短時間で安全かつ出血も痛みもほとんどなく、生活にも支障をきたしません。忙しくて入院や通院は難しいという方、家族やパートナーには言いたくないというお悩みの方でも、周囲に知られずに治療することができます。通常は1回の治療で約1年効果が持続します。可能であれば1ヶ月間隔で2から3回受けていただくとより効果が持続します。1回で満足していただけましたら通院もいりません。

ダウンタイムがほとんどない

インティマレーザーは非蒸散タイプのモードで照射します。つまり表面には何も傷ができませんので出血もありません。表面でなく粘膜の奥を熱加熱で引き締めていく治療です。また痛みもほとんどないので3日間の性行為禁止以外はいつも通りの生活が送れます。

術中に痛みがほとんどない

腟の入り口は痛みを感じやすいので麻酔クリームを使いますが、腟の中や奥はほとんど痛みを感じません。また、施術後に麻酔の効果が切れても痛みが出てくることはほとんどありません。ただし、腟口・尿道口も照射しますので、人によっては術後に多少の違和感やしみる感じが数日程度続くこともあります。

 

様々な機器の特徴

 

インティマレーザー

CO2レーザー

高周波(RF)

粘膜負荷(侵襲)

◎非蒸散方式

△蒸散方式

◎非蒸散方式

照射の深さ

1.0~3.5mm

1.0mm

1.0mm

期待できる適応

◎腟縮小

〇腟縮小

◎膣縮小

◎性的満足度

〇性的満足度

◎性的満足度

◎尿失禁

△尿失禁

×

◎GSM/萎縮性腟炎

◎GSM/萎縮性腟炎

×

◎子宮脱

×

×

性交ダウンタイム

3日

3~7日

7日

合併症リスク

一般的回数

1~3回

2~3回

1~2回

特徴

コラーゲン生成を促し、骨盤底筋を刺激することで、膣全体を引き締めます。

膣粘膜の線維芽細胞を活性化してコラーゲン生成を促します。

膣の入口周辺に RF を照射し膣組織のコラーゲン生成を促します。

 

インティマレーザー施術の概要

  • 所用時間:20分程度 ※麻酔や準備の時間も合わせて約30分です。
  • ダウンタイム:腟周辺に数日程度違和感があることもありますが、出血などは特にありません。水っぽいおりものが一時的に増えることもあるため、その場合はおりものシートやナプキンを使用してください。
  • 施術の痛み:麻酔クリームを使用しますのでほとんどありませんが、個人差がありますので腟の入り口付近の照射時に多少の熱さを感じることがあります。
  • 通院:特にありません。
  • 麻酔:麻酔クリーム
  • 持続性:1回の照射で約1年効果が続きます。1か月の間隔で2~3回照射することでより効果が持続します。
  • シャワー・入浴:シャワーは当日、また、入浴は翌日から可能です。
  • 性行為:3日後から可能です。

 

インティマレーザーの料金(自費診療)

準備中です

 

注意点

以下に当てはまる方は施術を受けていただくことができません
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 悪性腫瘍のある方
  • ペースメーカーを使用している方
  • 麻酔でトラブルのある方
  • てんかん発作の既往のある方
  • ヘルペス・カンジダのある方
  • 腟粘膜に炎症、傷がある方
  • 光感受性を高める内服または外用をしている方(金・白金ナノコロイドを含む)

 

施術後に起こりうる症状、副作用

腫れ、むくみ

インティマレーザーの治療では多少の腟壁の腫れ(むくみ)がほぼ確実に発生しますのでご注意ください。多くの場合、全く痛みはなく、1~2日で消失します。

施術後の違和感や痛み

施術後、軽度の違和感を覚える方もごくわずかですがいらっしゃいます。
この症状は1週間ほどで自然と治まります。

おりものの増加

こちらもごく少数の方ですが、おりものが増加する症状が発生する方もおられます。この症状も1週間ほどで自然解決しますのでご安心ください

少量の出血

腟の内壁には個人差があるため、ごく少量の出血が発生する方もいます。
すぐに止血されるほか、少量であるため衛生面などの問題はございません。

 

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