人と人とがつながる温かさや
絆の強さを日々確かめられる仕事

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.看護師歴は今年で21年目となりますが、訪問看護の現場は初めてです。

こちらを選んだ理由は自宅から通いやすい距離にあったことと、クリニックの治療方針や看護のあり方といった部分において深く共感したからでした。ずっと在宅医療の仕事には興味がありましたが、看護師としての経験をしっかり積んでからでないととても対応できない現場なのではないかという固定観念がありました。
なかなか思い切れずにいたときに、こちらのクリニックの先生方の熱い思いにふれて、ぜひ私も心機一転新しい世界にチャレンジしてみたいと思い入職いたしました。

Q.現在のお仕事内容や大切に考えられていることなどを教えてください。

A.在宅生活を送られている利用者さんの日々の健康状態の確認をはじめとした医療的な処置や管理、指導を中心に、入浴介助や排せつ介助など身の回りのお世話を含めたケアをご希望される方々にサポートを行っております。
こちらはクリニックが併設されているので、必要に応じて迅速に専門的な医療処置が受けられることも強みです。利用者さん一人一人によって抱えられているご事情はさまざまです。例えばがん末期の看取りを含めたケアをご希望になられる方や、若くして大病に苦しまれている方も多くて本当に個人個人に則した千差万別なケアが必要です。
ご家族との連携も深いので、それぞれの思いに丁寧に耳を傾け、その思いをできるだけ尊重できるように努めています。

ご本人・ご家族ともに多くの方に共通しているのは「住み慣れた我が家で過ごしたい」という願いです。そんな純粋で素朴な願いを叶えるために最大限のサポートを行っています。
しかし、いろんなご事情もあいまってそれが徐々に難しくなる方がいらっしゃることもまた現実です。看取りを含めたケアなどは特にご本人・ご家族の思いは切実です。懸命に思うほどご家族が抱える負担も大きくなり、お互いの思いが強すぎて逆にすれ違ってしまうことさえあります。
私たちはその両者の間に立ち、うまく調和が取れるように援助したりお話をお伺いしたりしてその方らしいケアの形を作り上げるようにしています。

スタッフは担当制になっていますので、利用者さんやご家族の状態をつぶさに観察することができています。何よりもお互いの信頼関係が重要な軸となる場所です。一人一人の関係性を丁寧に組み上げていくことを大切にしています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.例えばがん末期の方などはリンパ浮腫などの症状にお苦しみの方が多いです。浮腫に対して心を込めてマッサージをすると少し気持ちも楽になられたような表情をされます。そういった瞬間はやはり私まで嬉しい気持ちになりますし、自分の手で直接的に癒せていることを実感できて大きなやりがいを感じます。

看取りの現場は非常に尊い時間が流れています。老老介護をされているご家庭も今や珍しくありませんので、自分がお世話をしたいという思いがあっても実際にはままならないことで悔しさや罪悪感にさいなまれていらっしゃる方もいます。そういったご家族のお気持ちにもしっかりと寄り添い、手を差し伸べる瞬間にはこの仕事のやりがいや価値をあらためて考えさせられます。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とは?

A.在宅で必要となるケアと病院で行うケアとの違いをあらためて感じたことは、私にとって大きな収穫でした。在宅看護では限られた物品で対応しなければならないことも多く、臨機応変な判断工夫する力が求められます。
もちろん衛生面や安全は最優先としながらも応急的な処置が必要となる場面には度々出くわします。設備や器具が潤沢にあり、すぐに取り出せるような環境だった病院時代からはとても想像できなかったことです。幸いこちらはクリニックとの連携が厚いのでいざというときも不安はありませんが、一般的な訪問看護の現場はもっと過酷な状況なのかもしれませんね。リハビリスタッフやヘルパーさん、居宅スタッフなどたくさんの人の手によって利用者さんの生活が整えられています。そういったことにもあらためて気づき、だからこそチームワークを強く意識できるようになりました。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.今は在宅看護をご利用になられている方々の生活を一人でも多く知ることが目標です。今まで培ってきた知識や技術を存分に活かしながら、地域のみなさんのために少しでも力になれたらという思いです。
一日に何件ものご自宅をお伺いしなければなりませんので限られた時間内にもっと臨機応変に対応できる力や、判断する力を鍛えたいと思います。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.現在こちらにいる訪問看護師は7名。経験豊富なベテラン揃いです。女性ばかりのチームですがみなさんとてもパワフルで頼りがいがあります。ミーティングの時間に限らず、気づいたことや共有したいことがあれば自然に話しあいが始まるなど情報交換はとても活発に行われています。
アットホームな雰囲気とても居心地がいい職場ですね。困ったことがあればなんでも気兼ねなく相談できますし、残業もできるだけしないようにお互いが意識して声をかけあい助けあっています。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどんな方ですか?

A.訪問看護の魅力は一人一人の患者さんとじっくり向きあったケアができることです。人と人とがつながる温かさや絆の強さを日々感じられる仕事です。
初めての方にはプリセプター制度があるので安心できますし、実践的に知識や技術が習得できます。子育て中の方も多く活躍されている現場です。
ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか?

小室クリニック訪問看護ステーション小室 訪問看護師勤務1年目:Iさん

人と人とがつながる温かさや
絆の強さを日々確かめられる仕事

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.看護師歴は今年で21年目となりますが、訪問看護の現場は初めてです。

こちらを選んだ理由は自宅から通いやすい距離にあったことと、クリニックの治療方針や看護のあり方といった部分において深く共感したからでした。ずっと在宅医療の仕事には興味がありましたが、看護師としての経験をしっかり積んでからでないととても対応できない現場なのではないかという固定観念がありました。
なかなか思い切れずにいたときに、こちらのクリニックの先生方の熱い思いにふれて、ぜひ私も心機一転新しい世界にチャレンジしてみたいと思い入職いたしました。

Q.現在のお仕事内容や大切に考えられていることなどを教えてください。

A.在宅生活を送られている利用者さんの日々の健康状態の確認をはじめとした医療的な処置や管理、指導を中心に、入浴介助や排せつ介助など身の回りのお世話を含めたケアをご希望される方々にサポートを行っております。
こちらはクリニックが併設されているので、必要に応じて迅速に専門的な医療処置が受けられることも強みです。利用者さん一人一人によって抱えられているご事情はさまざまです。例えばがん末期の看取りを含めたケアをご希望になられる方や、若くして大病に苦しまれている方も多くて本当に個人個人に則した千差万別なケアが必要です。
ご家族との連携も深いので、それぞれの思いに丁寧に耳を傾け、その思いをできるだけ尊重できるように努めています。

ご本人・ご家族ともに多くの方に共通しているのは「住み慣れた我が家で過ごしたい」という願いです。そんな純粋で素朴な願いを叶えるために最大限のサポートを行っています。
しかし、いろんなご事情もあいまってそれが徐々に難しくなる方がいらっしゃることもまた現実です。看取りを含めたケアなどは特にご本人・ご家族の思いは切実です。懸命に思うほどご家族が抱える負担も大きくなり、お互いの思いが強すぎて逆にすれ違ってしまうことさえあります。
私たちはその両者の間に立ち、うまく調和が取れるように援助したりお話をお伺いしたりしてその方らしいケアの形を作り上げるようにしています。

スタッフは担当制になっていますので、利用者さんやご家族の状態をつぶさに観察することができています。何よりもお互いの信頼関係が重要な軸となる場所です。一人一人の関係性を丁寧に組み上げていくことを大切にしています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.例えばがん末期の方などはリンパ浮腫などの症状にお苦しみの方が多いです。浮腫に対して心を込めてマッサージをすると少し気持ちも楽になられたような表情をされます。そういった瞬間はやはり私まで嬉しい気持ちになりますし、自分の手で直接的に癒せていることを実感できて大きなやりがいを感じます。

看取りの現場は非常に尊い時間が流れています。老老介護をされているご家庭も今や珍しくありませんので、自分がお世話をしたいという思いがあっても実際にはままならないことで悔しさや罪悪感にさいなまれていらっしゃる方もいます。そういったご家族のお気持ちにもしっかりと寄り添い、手を差し伸べる瞬間にはこの仕事のやりがいや価値をあらためて考えさせられます。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とは?

A.在宅で必要となるケアと病院で行うケアとの違いをあらためて感じたことは、私にとって大きな収穫でした。在宅看護では限られた物品で対応しなければならないことも多く、臨機応変な判断工夫する力が求められます。
もちろん衛生面や安全は最優先としながらも応急的な処置が必要となる場面には度々出くわします。設備や器具が潤沢にあり、すぐに取り出せるような環境だった病院時代からはとても想像できなかったことです。幸いこちらはクリニックとの連携が厚いのでいざというときも不安はありませんが、一般的な訪問看護の現場はもっと過酷な状況なのかもしれませんね。リハビリスタッフやヘルパーさん、居宅スタッフなどたくさんの人の手によって利用者さんの生活が整えられています。そういったことにもあらためて気づき、だからこそチームワークを強く意識できるようになりました。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.今は在宅看護をご利用になられている方々の生活を一人でも多く知ることが目標です。今まで培ってきた知識や技術を存分に活かしながら、地域のみなさんのために少しでも力になれたらという思いです。
一日に何件ものご自宅をお伺いしなければなりませんので限られた時間内にもっと臨機応変に対応できる力や、判断する力を鍛えたいと思います。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.現在こちらにいる訪問看護師は7名。経験豊富なベテラン揃いです。女性ばかりのチームですがみなさんとてもパワフルで頼りがいがあります。ミーティングの時間に限らず、気づいたことや共有したいことがあれば自然に話しあいが始まるなど情報交換はとても活発に行われています。
アットホームな雰囲気とても居心地がいい職場ですね。困ったことがあればなんでも気兼ねなく相談できますし、残業もできるだけしないようにお互いが意識して声をかけあい助けあっています。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどんな方ですか?

A.訪問看護の魅力は一人一人の患者さんとじっくり向きあったケアができることです。人と人とがつながる温かさや絆の強さを日々感じられる仕事です。
初めての方にはプリセプター制度があるので安心できますし、実践的に知識や技術が習得できます。子育て中の方も多く活躍されている現場です。
ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか?

居宅介護支援事業所ケアプラン小室 ケアマネージャー勤務1年目:東海林さん

利用者さんの大切な思いを
丁寧に織りあげるようなケアを目指して―

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.ケアマネージャーとしてのキャリアは4年目となります。
こちらは福利厚生面も充実していてとても働きやすいクリニックだと感じ応募させていただきました。
面接の際に院長先生や看護師長さんとお話しする中で、患者さんに対してだけでなく現場を支える従業員さんたちに対しても心から大切に思われているご様子を言葉の随所に感じ、ぜひ私もここで力を尽くしたいと思いました。
医療の現場は人と人とが直接的にふれあう場所です。人を大切に思う温かさを重視されているクリニックの姿勢にはとても共感しましたし、それをしっかりと言葉にして伝えられている職場は大変素晴らしいと思いました。

Q.現在のお仕事内容や大切に考えられていることなどを教えてください。

A.私は居宅介護支援事業所という場所に在籍しています。
ご利用者さんのお体の現状や困り事、ご家族からのご要望などをお伺いし、その方らしい最適なプランをご提案するのが仕事です。サービスを提供するさまざまな事業所さんの選定や医療機関との連携・調整を行いながら、実際にサービスをお受けいただけるまでの橋渡しを行うことも私たちがすべき重要な役割です。年々複雑化する介護保険制度ですので、初めてご利用になられる方にとってはとても難しい内容でもあります。何がご自身にとって必要となるサービスなのか、何をすべきなのかわからず困り果てていらっしゃる方も実は大勢いらっしゃいます。専門的かつ最新情報の把握も必須となる現場ですので、私たちも日々勉強は欠かせません。

こちらの小室クリニックは特にグループとしてさまざまな施設やサービスを展開しています。ワンストップでスムーズに利用者さんのご要望にお答えすることができるのも他とは一線を画す大きな特徴です。他職種のスタッフとの連携も密に必要となる現場ですので、ここはとても心強く頼もしい環境です。利用者さんに対してもスピード感を持ってお答えできるので信頼関係も築きやすくなります。さまざまなご病気や医療的な心配事を抱えられていらっしゃる方はやはり不安なお気持ちでいっぱいですし、それを一緒に支えられているご家族の思いも複雑です。他にも一人暮らしを余儀なくされていらっしゃる方、老老介護の方など千差万別の悩みがあります。
当たり前のことですが、一人一人の方に人生がありストーリーがあります。その方が長く大切にされてきた背景にも真摯に寄り添いながら、その方らしい生き方を応援できるようなケアを全力でご提案したいと考えています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.やはり利用者さんから「ありがとう」という言葉をかけていただけるときにはこの仕事のやりがいを強く感じます。「すぐに解決してくれてありがとう」「小室さんだから安心だわ」などといったお褒めのお言葉をいただくときにも心から嬉しく思います。
利用者さんが笑顔になられる姿を見るのは素直に嬉しいことですし、その笑顔が作り出すエネルギーは利用者さんご自身にとっても明日を生きる活力や生活の質を引き上げる力につながっていると思います。一人でも多くの方のお力にもっとなりたいと思います。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とは?

A.私のいる居宅介護支援事業所だけでなく、全部署のスタッフたちが同じ方向を向いて患者さんや利用者さんに向きあっていることを日々実感しています。
部署を超えた強い団結力があることでストレスなくスムーズに物事が進んでいきますし、自分の目の前の仕事にもしっかりと集中することができています。
患者さんや利用者さんに対してベストなケアを実現しようとみんなが努力できる良い風土があるので常に刺激をいただきますし、自然と前向きな発想に転換して考えられるようになった自分には大きな成長を感じます。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.今私は社会福祉士の資格取得を目標にしています。
ますます細分化されていく利用者さんのお悩みやご要望にもっと的確に対応できるように、知識面からもさらに深めたいと考えています。
外部研修などもここは学ぶ姿勢をとても応援してくださる職場ですので、もっと積極的に活用してゆきたいですね。質の高い知識を得て、より良いサポートを一人でも多くの方に届けられるように自分自身も進化したいと思います。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.こちらには私を含めて2名のケアマネージャーがいます。
わからないことや気になることがあればすぐに相談できる環境なので安心して仕事に向きあえています。
勤務時間の相談やお休みの希望にもとても柔軟に対応してくださる職場なのでとても働きやすいと感じています。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどんな方ですか?

A.楽しく仲良く仕事に取り組める方とぜひ一緒に働きたいですね。
ケアマネージャーの仕事は常に自分の知識をブラッシュアップする努力も欠かせません。学ぶことを前向きに楽しめる方はとても向いている仕事だと思います。何でも気軽に相談しあえる温かな雰囲気に溢れていますので、決して一人で悩みを抱えて困るようなことはありませんよ。

ここは初めての方でも手厚く指導してくださる教育体制があります。実践的に知識も身につきますので、ケアマネージャーとしてのさらなる経験を積みたい方などにもおすすめです。興味のある方はぜひ一度見学などにもお越しいただければと思います。

飯能リハビリ館 看護職勤務17年目:関根洸さん

 

他職種との連携も厚く、
自分の成長を大いに楽しめる職場です!

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.初めは介護職員としてこちらに入職しました。実習先が徳明会さんだったというご縁もあり、そのまま新卒で入職いたしました。13年ほど介護の現場で経験を積みましたが、キャリアアップを目指して仕事と両立しながら看護学校に通い、2年前に資格を取得して現在は看護師として勤務しています。
徳明会には実習生の頃からお世話になっていますが、当時から職員のみなさんはとても親切で熱心に指導してくださいますし、何より「もっと知りたい!」「これがしたい!」と自分が興味を持つようなことに対しては積極的に学ぶことを後押ししてくださる良い風土があります。さらにこちらはリハビリに特化した施設が充実しています。専門職でなくてもさまざまな学びに広くふれられる環境があります。そこに面白味を感じたのもこちらを選んだ理由のひとつです。

Q.現在のお仕事内容や大切に考えられていることなどを教えてください。

A.リハビリ館はその名の通り、リハビリに特化した専門的なケアをご提供している場所です。専門性の高い知識や技術を持ったスタッフたちが多く、利用者さんの体の機能的な問題を解決するだけでなく精神的な部分も力強くサポートしています。中でもこちらは日常生活においての動作に対するリハビリに力を入れています。歩くこと、トイレでの動作、入浴に必要となる動作などといった動きはごく自然な日常生活を営む中にあるものです。在宅でのスムーズな生活を実現するためにさまざまな動きの改善に取り組んでいます。
私は入所棟でショートステイを含むみなさんの医療的な処置や検査などのサポートを担当しています。日々の健康状態の確認から服用する薬の管理、急変時の迅速な対応まで業務内容は多岐にわたります。礼儀や接遇を大切にしながらも、入所者さんたちとは近しい距離感でいることも意識しています。笑顔や元気を一人でも多く引き出せるように、ポジティブな声かけをすることも大切にしています。ご要望もさまざまいただきますので、思いを極力叶えられるようなケアを日々心がけています。
今まで当たり前のようにしてきたことができなくなるというのはやはり計り知れない恐怖でありショックです。気持ちが落ち込んでいる方ほどそばに寄り添い、共感し、精神的な部分のお力添えをすることはとても大切なことです。一方で、手を出すことばかりが正解ではないという難しい現場でもあります。なぜ今は見守る時なのかをしっかりと説明できることも私が意識していることのひとつです。ご高齢になるほど複雑な病状を抱えられている方も少なくありません。ひとつひとつのご病気に対して正しい知識を持ち、今後どのように変化していくのか、進行した場合にはどう対処すべきなのかといったことを的確に判断する力も必要です。医師はとても近い距離にいますので、日々さまざまなケースを目の当たりにして学ばせていただいている最中です。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.入所されているみなさんの願いは慣れ親しんだご自宅に帰って、また元の生活を取り戻すことです。そのために日々懸命にリハビリに臨まれています。やはりご自宅に笑顔で帰られて行く姿を見送るときがこの仕事において一番大きなやりがいです。他職種の方々との連携も非常に重要となる現場ですから、連携がうまくつながって良い結果に結びつけられたときにもこの仕事ならではのやりがいを感じます。しかし改善を実感できるまでには長い時間も必要ですし、ご高齢になるほどはっきりとした手応えを感じられないケースも多いです。それでも途中のプロセスに前進を感じたり、少しずつ気持ちがたくましくなられていく姿にはいつも胸を打たれます。みなさんの頑張りに「もっと私も頑張らなければ!」と奮い立たされています。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とは?

A.介護職から看護師にステップアップしたことで見える世界も大きく広がりました。介護職時代は疾患に対しての知識も浅かったので、少し先を見据えたようなケアは不十分だったように思います。リスクやデメリットなどにも明確な根拠を持って対応できるようになった自分には大きな変化を感じますね。
少しずつではありますが、自分なりに自信を持って判断できるようにもなりました。それは介護職時代の長い経験があったからこそわかることでもあります。今までの経験がすべてつながって生かされていることを嬉しく思います。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.まずは現場を知るということを第一に、看護師としての毎日の経験を丁寧に積み重ねたいと思います。医療の現場は幅広い知識と経験が物を言う現場でもあります。迷ったり壁にぶつかるときほどもっと勉強しなければと思わされています。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.入所棟には常勤・パートさんを含めて看護士は13名ほどいます。夜勤もありますが、シフト制で無理なく勤務できていますし、急なお休みにも柔軟に対応していただけます。人材育成についてもみんなが意識高く取り組んでいます。わからないことがあればすぐに解決できるように、誰でも気軽に相談しやすい環境です。ここは実践的に知識が身につきやすい現場でもありますので、成長を感じるスピード感はとても速いと思います。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどんな方ですか?

A.常に相手の立場に立って物事を考えられることはこの仕事においてとても重要な要素です。相手の話に心を砕いてしっかりと耳を傾けられる方とぜひ一緒に働きたいですね。また、ここは他職種のスタッフたちからの知識や技術なども多方面に吸収できる場所です。常に新しい発見があり、学ぶことを楽しいと感じられると思います。スタッフはみんな優しく経験豊富な方たちばかりですので、ぜひ安心して飛び込んでいただければと思います。

飯能リハビリ館 作業療法士勤務4年目:清水賢さん

 

対話の中から見つかるヒントを
ひとつでも多く見つけて―

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.私は新卒でこちらに入職しました。
作業療法士を目指したきっかけは自分自身の怪我にありました。高校時代まで野球を続けていた私は怪我で長く病院に通うこととなり、そこで作業療法士さんなどたくさんの専門職のみなさんと出会い興味を持ちました。
徳明会さんとは学校の臨床授業の実習先だったというご縁です。実習中にはこちらのみなさんに熱心にご指導いただきお世話になりました。アットホームな雰囲気に惹かれてそのまま入職を希望しました。ここは老人保健施設でありながらも在宅での生活を強化するためのさまざまな取り組みを提案している珍しい施設です。プログラムの充実だけでなく、リハビリに特化した専門機器が豊富にあり、他職種のスタッフたちも数多く活躍されています。ここにいれば専門性の高い知識や技術がもっと学べると思い希望いたしました。

Q.現在のお仕事内容や大切に考えられていることなどを教えてください。

A.私は一般病棟で勤務しています。入所者さんとショートステイの方が約40名ほどこちらで生活なさっています。寝たきりの方や重度な介護が必要となられる方が多く、中には認知症をあわせて患われている方もいらっしゃいます。
患者さんによってそれぞれ病状は異なりますが、みなさんご自宅に帰ることを目標に日々リハビリに励まれています。直接的な機能を回復する訓練だけでなく、在宅での生活を整える準備や精神的なフォローもとても重要です。難聴の入所者さんも多いので、なかなか入所者さん同士でコミュニケーションを取ることは難しいですが積極的にお声がけすることを意識しています。

いろんなことが自分でできなくなるという現実は、私たちが想像する以上に辛く耐え難いことです。何に対しても自信を失い、生きる力もダウンします。その方が大切にして生きてこられた道筋に敬意を払い、その人らしさを最大限生かせるようなケアを実現したいといつも思います。
私が特に入所者さんと向きあう中で大切にしていることは対話です。じっくり向きあってお話しなければわからないこと、見えないことがたくさんあります。何気ない会話の中にも重要なヒントが隠されていることはよくあります。より良いケアをご提供するためにはその方のことを深くまっすぐに理解する必要があります。入所者さんとは距離感近く、会話を楽しみながらケアにあたることをモットーにしています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.やはり何と言っても一番嬉しい瞬間は、念願のご自宅での生活を叶えられてこちらを出て行かれる姿を見送るときです。懸命に努力されてきた日々が実を結ぶ瞬間でもありますからこちらも胸が熱くなりますね。
もちろん退所後に通所される方も多くいらっしゃいますが、やはり住み慣れた我が家で生活できることは格別なことです。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とは?

A.目標設定をする中で例えば「歩きたい」というご希望があるとします。どうしても「歩く」という機能の改善にばかり目が行きがちですが、例えば「近くのバス停まで歩けるようになりたい」「スーパーで買い物がしたい」などといった生活の中での具体的なシーンに落とし込んで目標を明確に考えられるようになった自分には大きな成長を感じます。実生活の中での小さなゴールに喜びを見出すことの大切さにもあらためて気づかされました。

また、言葉のその一歩先ともいうのか、入所者さんのバックグラウンドや取り巻く環境、「どうしてそう考えるのか?」といった部分にまで広く思いが巡らせられるようになった自分にも成長を感じます。それはひとえに入所者さんとたくさんのお話をしてきたからこそわかったことでもあります。

日々いろんなお話をする中で自分の悩みなどもついつい雑談でお話してしまうこともありますが、みなさんおおらかな気持ちで受け入れてくださり、親身になってアドバイスしてくださいます。人生の先輩たちからいただく力強い言葉の数々にはいつもハッとさせられ、「自分の悩みなんてちっぽけなことだな」と恥ずかしなることさえあります。人は人によって支えられているということをあらためて考えさせられています。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.とかく結果が求められがちな仕事ではありますが、目に見えるほどの改善に結びつくまでにはもちろん長い時間とたゆまぬ努力が必要です。どうしても改善に長い時間がかかりやすいご高齢の方が多い中で、ゴールまでのステップを細かくしたり、評価のポイントを見直すなどの工夫をもっと見つけていけたらと思います。
そのためにも日頃からの入所者さんとの関係作りやコミュニケーションは欠かせません。途中過程にもしっかりと成果を感じられる指導ができたらと思います。また、入所者さんたちにも自発的にリハビリに励んでいただけるような環境作りや関わり方にも取り組んでみたいです。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.作業療法士は現在常勤が5名、非常勤が5名という構成です。
若手からベテランまで幅広く、男女差なく活躍している現場です。それぞれの場所に分かれて活動していることが多いですが、ミーティングや情報交換の場はしっかりと設けられているので安心です。月に一度勉強会も開かれています。基本的には定時で帰ることができ、お休みの希望にも柔軟に対応していただけるのでとても働きやすい職場です。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどんな方ですか?

A.相手の話に親身になって耳を傾けられること、思いやりを持って人と接することができることはこの仕事においてとても重要な力です。たくさんの人たちの協力によって成り立っている現場でもありますので、お互いが気持ちよく働けるように気配りできる方とぜひ一緒に働けたらいいですね。

飯能リハビリ館 介護福祉士勤務10年目:榎本なつ江さん

 

利用者さんの笑顔のために
さまざまな角度からのアプローチを模索して―

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.祖母の介護が必要になり、私も何か力になれればと思いヘルパー資格を取得するためこちらで実務者研修を受けたことが入職のきっかけとなりました。
当時の私は介護の仕事なんて右も左もわからない状態でしたが、こちらの職員さんたちの温かな雰囲気に助けられて安心して働くことができました。3年ほどヘルパーとしての経験を積ませていただいた後、妊娠・出産を機に一度退職させていただきましたが、またこちらに戻って働きたいと考え再度入職いたしました。

Q.現在のお仕事内容や大切に考えられていることなどを教えてください。

A.私は現在デイケアの副主任をしています。送迎から入浴介助、排せつ介助、食事介助、レクリエーション活動のサポートなど業務内容は多岐にわたります。平均して一日約40人から50人くらいの方にこちらをご利用いただいております。利用者さん一人一人の体の状態やさまざまなご事情によって「できること」「できないこと」がある中でも、最大限できることを模索しながらそれぞれの活動を支援するように努力しています。リハビリ館は特に日常生活の中での動きを中心に生活リズムを整えるようなリハビリを重視しています。生活リズムを整えることは改善のためにとても重要な一歩となります。ご自宅でできるだけ自立した日常生活を営めるように、理学療法士や作業療法士などといった各専門スタッフたちの協力にもよってその方にとっての最適なケアをご提供しています。
この仕事をする上で私が一番大切にしていることは笑顔です。活動の合間合間にも積極的にみなさんにお声がけするように心がけていますし、利用者さんだけでなくご家族の方とのコミュニケーションもとても大切にしています。この仕事はたくさんのスタッフたちの力によっても支えられています。看護師さんやリハビリスタッフなど他職種のスタッフとの円滑な連携が必須となります。わからないことや気になることがあればちょっとした時間を見つけては質問したり意見交換をしています。介護度の高い方もいらっしゃいますので、それに応じた高度な知識や技術が必要です。慣れないこともありますが、利用者さんの状態やお気持ちに丁寧に寄り添いながらチーム全体として力強くお支えできるようにさまざまな取り組みに挑戦しています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.やはり利用者さんとお話しする中で「ここに来て良かった!」といったお言葉をいただけるときには心から嬉しく思います。初めてこちらにいたしたときにはどこか浮かない表情をされていた方が次第に活き活きとした本来の表情を取り戻される瞬間や、楽しそうに他の利用者さんとおしゃべりされている姿を見るときなどもこの仕事のやりがいを強く感じます。人生の大先輩にもあたるみなさんと日々何気ないお話をさせていただく中にも自分自身勉強になることはとても多いですし、あらためて深く考えさせられることがあります。日々そういったみなさんとの出会いから新鮮な発見や感動があることもこの仕事ならではの楽しさだと思います。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とは?

A.広く周りを見渡す力共感する力が大いに身についたように思います。自分の中でも少し自信が持てるようになりましたし、強みにもなっていけているような気がします。介護の仕事はまさに人が人をお支えしています。相手の気持ちに丁寧に耳を傾けることがとても大切となる仕事ですので、これからも利用者さんのそばに寄り添いお気持ちを受け止められたらと思います。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.役職的にも全体を広く見なければならない立場ですので、そういった部分にも責任を持って努めていけたらと思います。ゆくゆくは自分のステップアップとしての資格へのチャレンジも検討できたらいいなと思っています。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.介護職員は現在こちらには10名ほど。年齢層は30代から60代までと幅広いです。小さなお子さんを抱えられて育児と両立されている方もいますので、みんなが自然と助けあえるようなアットホームな雰囲気があります。勤務体制も無理なく組まれていて、お休みの希望にもできるだけ対応できるようにきめ細やかに調整してくださる働きやすい職場です。毎月勉強会も開かれていますし、希望があれば外部の研修にも参加させていただけますので学ぶ場としてもとても恵まれている環境だと思います。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどんな方ですか?

A.人と接することが好きな方相手の気持ちを汲んで理解しようと努力できる方はとても向いている仕事だと思います。相手の話を正確に聞き取る力、共感する力というのは介護の仕事においてはとても重要視される力です。小さな変化にも敏感に気づける観察力なども大いに養われますし、利用者さんとふれあう中で自然と知識や技術が身につけられます。わからないことがあれば誰でも相談できる優しい雰囲気が施設全体に溢れています。新人さんにはオリエンテーションもありますので、初めて介護の世界に入られる方やブランクがある方にも安心して取り組んでいただけると思います。ご興味のある方はぜひ一度お問い合わせいただければと思います。