7月の実績報告

7月の当院の実績をまとめます。
胃カメラ
胃カメラ検査は70件でした。
施行理由は胃もたれ・胃痛などの症状精査16件、胃がん検診25件、ピロリ菌除菌後のフォローアップ12件、何らかの異常所見のフォロー6件、健診異常(バリウムなどでの異常)5件 … でした。
施行方法は鎮静剤使用26件、経鼻内視鏡25件、経口内視鏡19件でした。
悪性腫瘍の患者様はいらっしゃいませんでした。
夏場になり、胃がん検診の希望はやや減ってきました。(例年、暑いこの時期にはやや内視鏡検査が減る印象です。)
現在は比較的早めに胃カメラの予約が承れますので、お気軽にご相談下さい。
大腸カメラ
大腸カメラ検査は44件でした。
施行理由は大腸がん検診(便潜血検査)陽性11件、血便8件、大腸ポリープの定期的フォロー8件、下痢4件、便秘2件、腹痛5件… でした。
大腸ポリープ(腺腫)は19/44 43%で切除しました。
2名大腸がんが発見されました。
一名は以前から便秘など腹部症状があり、遠方の方ですがご家族の強い希望のため行った検査で進行大腸がんが発見されました。
提携の医療機関にて速やかに対処して頂き、手術も無事成功し、退院されております。
もう一名は便潜血陽性精査の大腸カメラにて10個ほどのポリープがありました。そのうちの一つが大きさは大きくないものの形態的に早期大腸がんを疑い、提携先の医療機関にご紹介しております。こちらに関してはまだ治療が終わっておらず結果待ちの状態です。ちなみに、自覚症状は全くありませんでした。
便潜血陽性のみで症状のない方でも、やはり大腸がんの方はいらっしゃいます。
50歳になったら一度は大腸カメラ!です!
新型コロナウイルス
7月も発熱外来は非常に多く、対応できない患者様がいらっしゃり申し訳ございませんでした。
当院では引き続き、発熱、のどの痛み、せき症状のある方については、事前連絡を必須としております。
また院内には高齢者も多いためマスクの着用を義務としております。
ご理解のほどを何卒宜しくお願い致します。
かわぐち内科・内視鏡クリニック
川口 佑輔