メニュー

腟ハイフ

ハイフイメージ

膣ハイフの適応

★腟ハイフは以下のような方が適応です

* 産後、年齢とともに膣が緩くなってきた方
* 入浴後に腟からお湯が出てくる方
*腟から空気が出る方
*咳やくしゃみなど、お腹に力が入ると尿漏れがある方
*腟の乾燥やそれに伴うかゆみがある方

膣をタイトニングする膣ハイフ子宮、卵巣、腟といった女性器は女性ホルモンの一

 

種であるエストロゲンの作用を強く受けている器官です。外界と接している顔の皮膚と同様に、腟壁もターンオーバーを繰り返し、適度なうるおい・弾力が保たれています。
年齢を重ねるにしたがって、エストロゲン分泌量が低下しエストロゲンによる恩恵が受けられなくなると、腟の粘膜のコラーゲンが減少することで弾力やうるおいが失われ、顔にシミやしわが現れてくるように、腟も老化して「腟萎縮」が起こるのです。さらに、腟内のうるおいがなくなり乾燥し、腟壁も弾力のないペラペラな状態になり、傷つきやすく、緩みやすくなります。腟萎縮や緩みが進むと、乾燥、かゆみ、におい、性交痛、尿失禁などの排尿障害を引き起こし、QOLに深刻な影響を及ぼします。
エストロゲン分泌量は35歳ごろから急激に減少してしまうことが分かっていますから、早めのケアがおすすめです。

また、腟の出口の筋肉の衰えによって腟や尿道を締める力が弱まり、尿漏れしやすくなるのです。 さらに、出産時に赤ちゃんが産道を通ることで腟にゆるみが生じたり、腟の出口の筋力が低下したりもします。特に、出産回数が多い、赤ちゃんが大きかった、分娩時間が長い、吸引分娩や鉗子分娩だった、会陰裂傷が大きかった、痩せ型の女性の場合は出産による膣の緩みが生じやすい因子です。
腟圧が下がると性生活の満足度が低下したり、パートナーも刺激を感じにくくなったりする可能性も否定できません。また、腟に空気が入ったり出たりして、おならのような音が出る場合もあります。

 

腟ハイフの仕組み

腟ハイフの照射深度は2種類腟ハイフとは、HIFU(高密度焦点式超音波治療法)による腟を引き締める治療法です。
腟内にハンドピースを挿入し、粘膜下の
深い位置まで幅広い層で熱を発生させることで、古い組織の崩壊と変性を促します。
約3週間が経過した頃から、熱で失われたコラーゲンを取り戻す作用が働き、新しいコラーゲンが生成されます。
この作用は約1年にもわたって持続し、腟のコラーゲンの増加も続きます。腟にはハリと弾力、潤いが取り戻されるとともに引き締まり、尿漏れ・頻尿といった症状の改善も期待できます。

 

腟ハイフ機器の特徴

機械使用するHIFUは身体の表面を傷つけることなく、腟の組織にのみ熱エネルギーを与えることが可能です。
そのため、強い痛みが起きたり広範囲にヒリヒリ感が出たりする心配がありません。
また、
HIFUエネルギーが、表面から約3.0mmから4.5mmの深さに届くのに対し、CO2レーザーやYAGレーザーは粘膜上皮層までしか進達しません。
腟のタイトニングという意味では、深達度が深い方が、良い効果をもたらします。

 

様々な機器の特徴

 

ハイフ

エルビウムヤグレーザー
(インティマレーザー)

CO2レーザー

熱が伝わる深さ

3.0mm, 4.5mm

1.0~3.0mm

1.0mm

期待できる症状

◎腟のゆるみ

○腟のゆるみ

△腟のゆるみ

◎尿もれ

○尿もれ

△尿もれ

○性交痛

○性交痛

○性交痛

施術時の痛み

特徴

深達度が深いので、膣の幅広い層にタイトニング効果をもたらす。

膣内部から膣入口部、小陰唇まで照射可能。温度調整ができる。

粘膜表面を削ったり、熱傷させることで細胞の再構築を促すため、痛みが強く、ダウンタイムが長い。

一般的回数

1~3回

1~3回

2~3回

準備中です

腟ハイフと従来のレーザーの比較図

 

施術の流れについて

STEP 1. カウンセリング

医師が丁寧にカウンセリングを行います。
気になる症状やトラブル、施術方法やリスクについて説明致します。
身体に合わせた施術コースを決めます。

STEP 2. 同意書記入

治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインいただきます。
未成年の方の治療については親権者の同意が必要になります。

STEP 3. 施術

トイレを済ませ、ウォシュレットで外陰部を洗浄していただきます。


診察室にて医師が内診し、丁寧に照射します。
トランスデューサーは細いので、経腟超音波検査のような感覚です。
膣口エリアなど部分的に熱感や軽い痛みを感じる場合がありますが、出力を調整します。1回の照射に要する時間は20~30分程度です。

STEP 4. 施術後

少量の超音波ゼリーを使用しますので、軽く拭き取り、おりものシートをあてて下着をおはきください。
ダウンタイムはほとんどありません。

膣の奥と手前、全周照射

 

腟ハイフの料金(自費診療)

準備中です

 

膣ハイフの回数と間隔

1回の施術で効果を実感される方が多いですが、効果は年齢、出産回数、膣ゆるみの程度などにより個人差があります。

膣のたるみが顕著な方、尿漏れがある方は、約3ヶ月毎の追加照射をおすすめしています。
1回目で効果を実感できた方も、効果維持のためにその後は1年に1度の頻度で継続されることをおすすめしています。

治療後、約2~3ヶ月後に効果のピークがあらわれ、1年程度にわたって効果の持続が期待できます。

 

腟ハイフの4つの安心

注意事項

治療対象外(禁忌事項)
  1. 治療部位にびらんや傷がある方、未治療の皮膚炎、性器ヘルペスがある方は治療をお受けいただけません。
  2. 抗凝血薬療法、活動期の悪性腫瘍、出血性疾患、コントロール不良の糖尿病、単純ヘルペス、てんかん、自己免疫疾患、ベル麻痺のある方、ペースメーカーや埋め込み式除細動器を入れている方は治療をお受けいただけません。
  3. 治療部位に金の糸など金属、シリコン、ヒアルロン酸子宮内避妊用具IUDを挿入されている方は治療をお受けいただけません。
  4. 副腎皮質ステロイドプレドニン換算20mg/日以上を常用されている方は医師とご相談により照射の可否を判断致します。
  5. 妊娠中、生理中、又は1か月以内に流産した方は照射できません。出産後は半年経過すれば治療をお受けいただけます。
施術前にご理解頂きたいこと
  1. ほとんどの方は1度の治療で効果が得られる可能性のある治療ですが、
    個人差はあり、人によっては全く数字上変化が見られない場合もあります。
  2. 術直後より、腫れや熱感がでる場合がありますが、通常数時間~3日程度で消失します。
  3. ごくまれに治療部位に内出血や紫斑、水疱を伴った熱傷が出ることがあります。発症の場合は、当院の医師の指導に従ってください。
治療後の注意
  1. 治療部位の腫れや熱感は個人差がありますが、数時間の経過と共に軽
    減し、症状が消失し、元の状態に戻りますのでご安心ください。
  2. 当日は、サウナや入浴、激しい運動は避け、飲酒もお控えください。
  3. 2~3日以内はできるだけ生ものや辛いものは避け、長時間のサイクリングはお控えください。
  4. 性交は1週間お控えください。
  5. タンポンの使用は24時間お控えください。
  6. 医師から内服薬、外用薬処方があった場合は、その指示に従ってください。

 

 

膣ハイフに期待する効果

 

情報提供

腟ハイフ機器は医療用に作られていますが、日本での薬機法上の承認を受けておりません。
保険は適用されませんので自費診療となりますことをご了承ください。

 

関連のある項目

トップページの項目に戻る

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME