整形外科のホームページに必要なコンテンツ

医療機関のホームページを作るうえで、ページ数を多くすることは必須であるということはこちらのブログでご紹介しましたが、診療科別にひも解いていきたいと思います。

今回は整形外科のコンテンツを取り上げます。

部位別のコンテンツ

整形外科については、体の部分別に1ページずつコンテンツを作るパターンが王道になります。

  • 腕、手、肘
  • 背中
  • 足、膝

それぞれの部位別に、どんな症状があるのか、どんな病気なのか、どのような対応をするのかを解説します。

肩であれば、肩こりも入るでしょうし、腰であれば、腰痛、腰椎椎間板ヘルニア等をコンテンツに入れていくのが良いでしょう。

これに合わせて

  • 外傷、創傷
  • 捻挫
  • 骨折
  • 痛み全般の治療
  • リハビリについて

のコンテンツを作るのも良いです。外傷、骨折、捻挫等は、1ページ分のボリュームが確保し辛いという方は、これらを合わせて1ページにしても良いでしょう。

リハビリに関しては、概要だけでなく、機器の紹介や理学療法士さんの紹介等でコンテンツを作ることができます。大規模にリハをされていたり、メディカルフィットネスを運営されている場合は、運営時間等も、診察時間と異なる場合がありますので、その場合は複数ページにコンテンツを分けるなどして、工夫が必要です。

あわせて追加したいコンテンツ

上記に合わせて下記のコンテンツも追加出来るかもしれません。

  • 椎間板ヘルニア
  • リウマチ
  • 骨粗鬆症
  • ぎっくり腰
  • スポーツ系の治療

これらは、ネット上でも検索されているキーワードになりますし、整形外科として、どのように特色を出していくかということで必要なコンテンツです。

上記疾患等を得意分野とされるドクターも多いかと思います。

これらを深く掘り下げてページを作ることで、当該の疾患についての増患効果が期待できます。

また、整形外科に限らずですが、専門がある医院については、それを掘り下げたblogを定期的に記載して更新していくのが良いと思います。

リウマチが専門でしたら、症状の話、症例の話、薬の話、患者さんとの小話など(もちろん個人情報を守った上でですが)をblogに記載することで、リウマチに関するページが増え、検索サイトから「リウマチに強みを持った医院だ」と評価されるようになります。

スタッフによるblog

blogは、整形外科はスタッフ数が多いという特徴がありますので、院長先生だけでなく、理学療法士の方も一緒にblogのコンテンツを記載するというのが良いかもしれません。その場合気をつけたいのは、スタッフの方にblogを任せると日記風になってしまいがちなので、出来れば専門的な内容(鷹凝りを楽にする方法とか、日常できる運動についてとか、今はやっている○○体操についてとか)について定期的に記載していただくように指示する必要があります。

河村伸哉

河村伸哉

東北大学法学部卒業後、フリーランスの期間を経て、大手飲料メーカーや通信系システム会社等のウェブサイト作成を経験。 現在、日本経営グループのメディキャスト株式会社にて、医療機関のマーケティングを担当。これまで約2000件のウェブサイトをプロデュース。 開業時のマーケティングを多く経験していることから、開業前に予約が殺到した心療内科や、強豪ひしめく地域で月間3,000 名の新患獲得を達成しているレディースクリニック、100 キロ離れた場所からわざわざ患者が通ってくる一般耳鼻科など、診療科目別の増患ノウハウを確立させ、ドクターの強みを地域住民に訴求する手法で、確実に増患に導いている。 日本でも数少ない医療機関のマーケティングに精通したメディカルWebプロデューサーとして、著書「クリニック広報戦略の教科書」「医院ホームページの教科書」があるほか、YouTube「ウェブリィチャンネル」を主催。全国で講演活動などもおこなっている。
医院ホームページ作成の教科書
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