子育てママの美容と子供のかぜ対策にビタミンCがおすすめの理由
こんにちは!
今回は子育てママに役立つビタミンCについてお話します。
ビタミンCというと「かぜ予防にミカンを食べよう」とか「お肌に良さそう」「シミに良さそう」というイメージがあるのではないかと思います。
こんな症状はありませんか?
ひょっとするとビタミンC不足があるかもしれません。
CHECK!
☑ シミができやすい
☑ 疲れやすい
☑ 歯をみがくと血が出る
☑ アザができやすい
☑ かぜをひきやすい
☑ 肌が荒れやすい
実際に、ビタミンCって効果があるの?どんな時にどのように摂取したら良いの?
効果的に活用できる方法をお伝えしていきたいと思います。
風邪を引きやすいお子さんにビタミンC
朝晩涼しくなり、気温差で体調を崩しやすい時期になりました。
「うちの子は風邪を引きやすい!」
「治ったと思ったらまた次の風邪引いた!」
「しょっちゅう小児科に行ってます!」
ということはないですか?
病院に行き、症状を抑える薬を飲むことで良くなりますが、病気にかかりにくい体作りがとても大切です。
免疫力が弱いとウイルスと戦う力が弱い為、ウイルスの増殖を抑えることができません。
そこで、お子さんの風邪を予防して、かかってしまった時には軽く済むようにビタミンCを活用することをおすすめします。
免疫力UP!
ビタミンCには、免疫力を上げる働きがあります。
ウイルスと戦う白血球の動きを活発にし、白血球が元気に働くことで、ウイルスや細菌が入ってきても防ぐことができます。
また、予防が第一ですが、風邪のひき始めや罹ってしまってからでもビタミンCは効果を発揮します。
「一度風邪をひくと鼻水やせきが長引いてなかなかスッキリしない!」
これも原因のひとつに免疫力の低下があげられます。
最近では薬と一緒にビタミンCをとると治りが早いと風邪薬とビタミンCのサプリメントをセットでとる人も増えてきているようです。
ビタミンC大量投与のかぜ症候群に対する治療効果についての研究結果があります。
352人の人に対し、かぜに罹った後にビタミンCを1日目は1時間ごとに1000㎎を6回、2~4日目は4回、5~7日目は2回投与したところ、多くの人(良く効いた59.6%、まあまあ効いた31.6%)で効果を感じたという結果が得られました。
かぜに罹った後にビタミンCを服用、症状の改善にどのくらいかかったのか
ビタミンCを服用することで、3日以内に症状が改善する人が80.8%と多かったという結果が得られました。(健康科学.5,pp.59-64,1983-03-20.九州大学健康科学センター)
効果のカギは血中濃度
かぜに罹った人と、罹っていない人の血中ビタミンC濃度を測定して比較したところ、かぜに罹った人の方が血中濃度が低いという結果が出ました。
感染症に対抗するためにビタミンCの必要量が増えることが考えられます。
口から摂ったビタミンCは、吸収されて血液中に入りますが、尿と一緒に排泄されるため徐々に濃度が下がっていきます。4時間後にはもとの濃度に戻ると言われているので、摂る頻度を増やしたほうが血中濃度を維持し、効果を得られます。
お子さんとママの日焼け予防に!
暑さもひと段落してきてUVケアも一息ついてしまっていませんか?
最近日傘をさしている方や帽子をかぶっている方が少なくなってきた気がします。
涼しくなってきてお子さんと公園にお出かけする機会も増える季節。紫外線対策としてママ自身へのケアに加え、お子さんへのケアはどうされていますか?
まだまだ日差しが強いので、油断しがちな秋にも紫外線対策をしていきましょう!
日焼けで赤くなったり、ヒリヒリ火照ってしてしまうのはやけどと同じで炎症を起こしている状態です。紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下し、活性酸素も細胞にダメージを与えてしまいます。
からだの外側から日焼け止めを塗ることなどにプラスして、からだの内側で強い味方になってくれるのがビタミンCです。
ビタミンCの働きは大きく分けて2つ
①メラニンの生成を防ぐ➡シミができにくくなる
②からだの酸化を防ぐ➡老化を防ぐ
① メラニンの生成を防ぐ
シミやそばかすのもとになるメラニン。紫外線を浴びると皮膚の中にあるメラノサイトが刺激を受け、過剰にメラニンが作られてしまいます
メラニンの生成にはチロシナーゼという酵素の働きがあるのですが、ビタミンCはその反応を抑えてメラニンができるのを防ぎます。
メラニン色素が酸化することで色素が濃くなります。ビタミンCは酸化を防ぎ、色素が濃くなるのを防ぎます。
② からだの酸化を防ぐ
ビタミンCはからだの酸化を防ぐ抗酸化物質です。
日焼けでたくさんの紫外線を浴びると、活性酸素が大量発生します。
活性酸素は細胞にダメージを与えます。細胞が傷つくということは、皮膚、内臓、骨など身体のあらゆるところが傷ついてしまうということです。老化やがん、生活習慣病などにもつながるとも言われています。
活性酸素は呼吸するだけでも発生するので、私たちがふつうに暮らして生きている限り縁は切れませんが、こんな時にはたくさんできてしまうので、ビタミンCもたくさん必要になります!
· 細菌・ウイルスに感染
· 紫外線や排気ガス
· 強いストレス状態
· 激しい運動
· アルコール
· 喫煙
最近では「飲む日焼け止め」という商品を良く見かけますが、ビタミンCや同じく抗酸化力のあるポリフェノールなどが含まれているものが多いです。
日焼け対策+からだのサビを防ぐためにも、ビタミンCをとることをおすすめします!
他にもいろいろ使えるビタミンC
・肌のハリをキープ!シワ・たるみ予防
ビタミンCはコラーゲンの材料でもあります。コラーゲンは真皮でネット上にはりめぐらされた肌ハリを維持しています。丈夫でキメ細やかな肌をつくり、シワ・たるみを予防することができます。
コラーゲンの材料 たんぱく質+鉄+ビタミンC
・お酒を飲むとき
肝臓でアルコールを分解する酵素にビタミンCが必要になります。
お酒を飲む時にはビタミンCを多く含む食品を一緒に食べるとよいでしょう。
・ミネラルの吸収をよくする
身体には様々な働きに鉄や亜鉛などのミネラル分がとても大事です。それらのミネラルは吸収されにくいので、不足しやすいという特徴があります。
例えば女性では鉄が不足しやすく、貧血が多いことがあげられます。
ビタミンCと一緒にとることによって、鉄分の吸収率が上がるのでぜひ食べ合わせを意識してみてください。鉄はコラーゲンの材料にもなりますから、女性はとくに貧血予防必須です!(例:レバーを食べるときには色の濃い緑黄色野菜も一緒に食べるカツオ刺身+カイワレやしそ、大根、わかめなど つまと一緒に食べるなど)
効果的なビタミンCのとり方
① 食事
ビタミンCは水溶性で加熱に弱い特徴があります。
茹でたり、煮たりするとビタミンCが茹で汁に溶け、加熱によって分解されます。
ビタミンCの損失を抑えるためには加熱しすぎに注意が必要です。
茹でこぼすとビタミンCが抜けてしまうので、蒸し料理おすすめです。
ジャガイモなど芋類はでんぷんによってビタミンCが保護されているため、調理後にもほとんど分解されずに残ります。
ビタミンCを多く含む食品 (食品100g当たりのビタミンCの含有量)
食事からとることもがもちろん大切なのですが、多くの量を食べられないこと、調理で失われる、ストレスなど日々の生活で消耗が多いことから、ビタミンCはサプリメントなどで補助しながら多めにとることをおすすめします。
② サプリメントを活用する
子育て中は日焼け対策を含め、お子さんのことに一生懸命になり自分のことは後回しになってしまうママも多いと思います。
毎日家事や育児などで忙しい日々を送られていると思いますので、お休みの日や息抜きタイムにサプリを取り入れてみてはいかがでしょうか。
おすすめのサプリメント
お子さんでも飲めるドリンクタイプ
ビタミックス
●チュアブル(タブレット)タイプ
チュアブルビタミンC
もっとしっかり補給したい方には、リポソーマル型ビタミンC(少しずつ放出されるタイプ)がおすすめです
リポスフェリック
① 毎日こまめにとる
ビタミンCは一定以上体に貯蓄できないという特性があります。2~3時間で排泄されるので1度にたっぷり摂るよりこまめに摂るのがベスト!
血中のビタミンC濃度を保つためには、1時間ごとに摂ることをおすすめします。
水溶性で副作用もないので、お子さんでも安心して摂っていただけます。
まとめ
これから冬にかけて風邪やインフルエンザが流行ってきますが、できるだけ予防していきたいですね!そのためにも今のうちから食事をしっかりとっていくこと、ビタミンCを補給していくことをおすすめします。
空気も乾燥してくるので、お肌のトラブルも起こしやすい時期です。紫外線対策や保湿もしながら気をつけていきましょう。
ビタミンCを活用して、お子さんもママも元気に過ごしていけるといいですね!