シミ消し(取り)クリームに効果はある?美容皮膚科厳選のおすすめシミクリーム
シミでお悩みの方は、市販のクリームの使用を考えている人もいるかもしれません。
しかし、基本的に市販のシミ取りクリームでは効果に期待できません。
「基本的に」としたのは、成分によっては効果に期待できるものもあるからです。
本記事でシミ消しクリームの選び方や重要視すべき成分について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
シミ消し(取り)クリームは効果がある?
一般的には、市販のシミ消しクリームでは効果に期待できないと言われています。
市販のシミ消しクリームの多くが「シミを予防するクリーム」であるためです。
しかし、ハイドロキノン・トレチノイン配合のクリームであればシミを消してくれる効果があります。
ですから、シミ消しクリームを選ぶ際は、成分配合を確認しておきましょう。
多くのシミ消し(取り)クリームの効果は「メラニン生成を防ぐ」
一般的なドラッグストアなどで販売されているシミ消しクリームの多くは「メラニン生成を防ぐ」効果が大きいです。
具体的には
- メラニンの無色化
- メラニンの排出
などの効果に期待できます。
シミ消し(取り)クリームとされていますが、実際にシミを完全に消せるわけではありません。(成分配合による)
市販のシミ消し(取り)クリームの選び方
シミ消しクリームを選ぶ際は、成分配合に注目しましょう。
成分によって、効果の出方が異なるからです。
以下では、成分による効果について解説しますので、シミクリームを購入する際の参考にしてください。
美白成分で選ぶ
今あるシミへの対策(濃くなる・増える等)に有効的なのは、美白有効成分です。
美白有効成分は、シミの原因となるメラニンの生成を抑える効果が認められています。
おすすめの成分は以下の6つです。
- ビタミンC誘導体
- 4MSK
- アルブチン
- トラネキサム酸
- プラセンタエキス
- コウジ酸
なお、パッケージ等に「美白」と記載されているものは、美白有効成分が認められているアイテムのみに記載が許可されています。
ですから、「美白」と記載されていれば上記のいずれかの成分が配合されていると考えて良いです。
ハイドロキノン配合から選ぶ
シミへの効果が高いものとしては、ハイドロキノンがおすすめです。
ハイドロキノンは皮膚科でも治療薬として処方されるほどの効果をもっています。
ただし、効果が強い分、刺激も強いです。
敏感肌の場合は、濃度に注意して購入しましょう。
自分に合った成分で選ぶ
敏感肌の人は、保湿成分が配合されているものや低刺激ものを選びましょう。
乾燥や摩擦などの刺激もシミの原因となるので、肌に合ったクリームを選ぶことも大切です。
たとえば、以下のようなものを選んでください。
- 保湿成分…セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン など
- 低刺激…敏感肌・低刺激の記載、アレルギーテスト済みの記載
上記の成分が配合されていれば、肌の弱い方でも安心して使えます。
美容皮膚科医がおすすめするシミにおすすめのクリーム
当院がおすすめするシミにおすすめのクリームを紹介します。
シミへの効果の面で選ぶならば、やはりハイドロキノン配合のクリームが良いです。
そこで、とくにおすすめのクリームを2つ選定しました。
ハイドロクリーム SHQ-5
参考価格 | 2,017円 |
主な成分 | ハイドロキノン、コウジ酸 |
ハイドロキノン濃度 | 純ハイドロキノン5%配合 |
内容量 | 10g |
ハイドロクリーム SHQ-5は、8つの無添加処方と純ハイドロキノン配合で、バランスの良いシミクリームです。
実際に「シミが薄くなった」という声もあり、期待できます。
しかし、ハイドロキノンの濃度が高いので、敏感肌の人は様子を見ながら使用してください。
ブライトニングクリスタル
参考価格 | 4,950円 |
主な成分 | ハイドロキノン、ビタミンA誘導体 |
ハイドロキノン濃度 | 純ハイドロキノン5%配合 |
内容量 | 12g |
ブライトニングクリスタルは、各メディアにも掲載される人気のシミクリームです。
純ハイドロキノンとビタミンA誘導体で、シミを薄くしてくれます。
他のクリームと比べると費用は高めですが、その分、十分な効果に期待できるでしょう。
HQコンシーラーもおすすめ
参考価格 | 3,800円 |
主な成分 | ハイドロキノン |
ハイドロキノン濃度 | ハイドロキノン2%配合 |
内容量 | 2.7g |
当院ではHQコンシーラーをおすすめしています。
シミ取り後に、HQコンシーラーを使用していただくことが多いです。
ハイドロキノン2%配合に加えて日焼け止め効果も高いので、シミを薄くするだけではなく、戻りシミの予防としてもお使いいただけます。
クリーム以外のシミを消す効果的な方法
当院で推奨しているシミ治療方法について、いくつか紹介しておきます。
クリームだけで期待以上の効果が出ない場合には、以下の方法も試してみてください。
トラネキサム酸内服
内服薬では、トラネキサム酸がおすすめです。
医学的に肝斑やシミに効果があると示されている内服薬ですので、ぜひ試していただきたいです。
副作用もほとんど報告されていません。
詳しくは以下のページでも解説しています。
エクソソームダーマペン
シミ、シワ、ニキビへおすすめしたいのが「エクソソームダーマペン」です。
肌の幅広い悩みにおすすめで、施術後すぐに肌のハリを実感できます。
実際にエクソソームダーマペンを試したレポートもありますので、そちらも参考にしてください。
レーザー治療
シミの代表的な治療として、レーザー治療があります。
レーザーと一言でいっても様々なものがありますので、詳しくはご相談ください。
以下の記事も参考になるかと思います。
ピコレーザーとは?「ピコトーニング・ピコフラクショナル・ピコスポット」それぞれの違い
まとめ
シミクリームは、ある程度の効果には期待できますので、今回の記事を参考にしながら効果の高いものを見つけてみてください。
ただし、シミクリームだけで期待以上の効果がでない場合もありますし、肌が荒れることもあります。
その際は、クリニックによる治療も検討してみてください。
当院でも幅広いシミ消し治療をおこなっていますので、ぜひ一度ご相談ください。
当院のシミ取りについては「名古屋でシミ取りならいりなか駅前皮膚科」ページをご覧ください。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗