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医院のトップページの構成をどうするか

ホームページで一番重要なページは、異論なく、トップページです。

最近はGoogleの検索精度があがってきているので、トップページ以外が最初に辿り着くページ(ランディングページ)になる確率も高くなってきていますが、それでも、トップが一番というのは譲れないところです。

さて、そのトップページですが、どのような配置や組み合わせにするのが良いでしょうか?

具体的な配置

私どもでおこなっているデザイン配置は上記のような形になります。

これは、「こうでなくてはいけない」というものではなく、医院によって入れ替えていただいても構いませんが、私が注目したいのは、どのユーザーに対してのコンテンツなのかというところです。

図では、患者様向けと検索対策としていますが、先ず考えるべきユーザーは、「①患者」「②検索エンジンのロボット」ではないでしょうか?

患者さんへのコンテンツ

患者さんに対しては、当然、医院の基本情報が必要になりますので、医院名、電話番号、休診日、診療時間、各コンテンツのメニュー、お知らせ等が見やすい、またはクリックしやすい位置にくるというのが基本になります。

私どものお客様から「あの医院もおたくが作ったの?」と聞かれることが多くなりました。

上記の情報をしかるべき場所に配置していくと、どうしても似た印象のサイトになります。もちろんデザインで他院との差別化を図るのは重要ですが、本来の意味での差別化は、別の場所にあります。

ですから、多少没個性になろうとも、まずは、患者様に分かりやすい配置を心掛けるというのは重要です。

検索エンジンへのコンテンツ

患者さんに対してどのようにアピールするかという点は誰でも考える所だと思います。しかしながら、もう一つの重要なユーザーである、検索サイトのロボットにもアピールしていくことが必要です。

検索サイトのロボットにアピールとはどんなことでしょうか?

第一に、住所や診療科目など、患者さんが検索するであろうキーワードを、ページ内に盛り込んでいるかという部分です。

ヘッダーと呼ばれる最上部に盛り込んでいる医院は多いと思いますが、特に住所については、ページ中段にアクセスとして、再度登場させ、フッターと呼ばれる最下部にももう一度登場させても良いかもしれません。

また、目の疾患(白内障など)や婦人科系の疾患(不妊治療、ピルの処方)は、診療科目ではく、当該の疾患名等をキーワードにするは場合も多いので、サイドメニューとして、当該のページにリンクするようなメニューをあしらうと良いと思います。

図では、検索エンジンへのPR部分は比較的下部になっていますが、下部でも良いということではなく、優先順位として、患者さん向けコンテンツよりも下で良いという考え方になります。

かわりつつあるトップページの役割

先にも述べましたが、検索エンジンの精度があがってきていますので、トップページの果たす役割は変わりつつあります。かつては「目次」の要素が強かったのですが、検索サイトがある程度目次の機能を果たすようになりました。

トップページがいろいろなページへ誘導させる目次であることは変わりないのですが、何回か来たことののある方が「医院名」で探すケース、「診療科目+地域or駅名」で検索されるケースの方が、主に見るページと仮定しての作り込みが必要です。

要するに、患者さんでも、どのような患者さんなのかという区別を付けやすくなっています。

一方でトップページ以外のページに最初に辿り着くケースは、ある疾患等で困って、情報を得ている人たちになります。

私たちは、ユーザーの想定をペルソナ(仮面)と呼んでいますが、ここ最近はより、詳細なペルソナを設定して作る必要があります。

とはいえ、上述の基本的な配置などは変わりません。

トップページを工夫して、より効果を出したい医院様は、どのようなユーザーが見ているだろうかということを考えて配置を考えると良いかもしれません。

河村伸哉

河村伸哉

東北大学法学部卒業後、フリーランスの期間を経て、大手飲料メーカーや通信系システム会社等のウェブサイト作成を経験。 現在、メディキャスト株式会社にて、医療機関のマーケティングを担当。 13年間で800件以上のウェブサイトをブロデュースし、確実に増患に導いたマーケティングプロデューサー 開業前に予約が殺到した心療内科や、強豪ひしめく地域で毎月3000名の新患獲得を達成しているレディースクリニック、100キロ離れた場所からわざわざ患者が通ってくる一般耳鼻科など、診療科目別の増患ノウハウを確立させ、ドクターの強みを地域住民に訴求させ確実に増患に導いている。 日本でも数少ない医療機関のマーケティングに強みを持ったウェブプロデューサー。

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