私がBlogの記載を強烈にお勧めする理由

私は、セミナーやいろいろな講演会等で医院のホームページについてお話しをするのですが、「是非Blogをかいてください」ということは、毎回申上げています。

私がBlogを強く推している理由の一つとして

ページ数を手軽に増やせる

ということがあります。

しかも、内容次第では、検索エンジンに対しても、患者さんに対しても、双方向に対して有効ということも強く推したい理由です。

①ユーザーに有益=検索エンジンの評価が高い

昨今のGoogle検索は、ユーザーにとって価値の高いページやコンテンツかどうかを判断できる指標を持っています。その精度が年々精緻になってきている印象です。

かつては、検索エンジンに媚びて入れば、ユーザーにとっての価値はどうでもよかった(判断が出来なかった)時代もありましたが、それは既に過去の話です。

医院にとって、ユーザーにとって価値の高いコンテンツとは、やはり、医療や診療、臨床の情報でしょう。その中でも治療に関するコンテンツだと思います。

治療に関するコンテンツについては、あえてBlogに書く必要はありませんが、治療に関する最新情報を提供したいと思えば、Blogとして追記的にまとめるという手法は有効です。最近では、舌下免疫によるスギ花粉治療のコンテンツがBlogとの相性が良い項目だと思います。

上述のような価値の高いコンテンツがたくさんあるサイトが検索エンジンの評価も高くなるということです。

②サイトの更新頻度を上げる

検索エンジンの評価基準の一つに、更新頻度というものがあります。

要するに、たくさん更新しているサイトは、有益なサイトと判断され、検索エンジンの評価も高まります。

診療所のサイト更新で多いのが、休診や診療時間の変更、代診のおしらせと思いますが、このお知らせも、せいぜい月1回という所ですので、もう少し、サイトがアップデートしているほうが、評価されやすいと言えます。

そこで、Blogによるアップデートが有効になります。

出来れば、週1回、少なくとも月に2回程度更新していただくことで、検索エンジンの評価が大きく変わってきます。

地域医療の主役が情報提供する時代

包括ケア時代になり、地域で機能的に医療を提供する体制になっています。情報提供についても同様です。ドクターが感じっとった、地域ならではの健康情報があると思います。それをタイムリーに提供していくことは、社会にとっても非常に重要なことです。

Twitterで情報提供をされているドクターも多くいらっしゃいます。SNSを活用して情報提供することは非常に有効だと思います。その際は、オフィシャルサイトと是非連動(同じ情報をサイトでも提供する)させるように、出来れば、Blogを書いて、その更新のお知らせをTwitterでも流すというような連携の仕方はベストかも知れません。

 

河村伸哉

河村伸哉

東北大学法学部卒業後、フリーランスの期間を経て、大手飲料メーカーや通信系システム会社等のウェブサイト作成を経験。 現在、日本経営グループのメディキャスト株式会社にて、医療機関のマーケティングを担当。これまで約2000件のウェブサイトをプロデュース。 開業時のマーケティングを多く経験していることから、開業前に予約が殺到した心療内科や、強豪ひしめく地域で月間3,000 名の新患獲得を達成しているレディースクリニック、100 キロ離れた場所からわざわざ患者が通ってくる一般耳鼻科など、診療科目別の増患ノウハウを確立させ、ドクターの強みを地域住民に訴求する手法で、確実に増患に導いている。 日本でも数少ない医療機関のマーケティングに精通したメディカルWebプロデューサーとして、著書「クリニック広報戦略の教科書」「医院ホームページの教科書」があるほか、YouTube「ウェブリィチャンネル」を主催。全国で講演活動などもおこなっている。
医院ホームページ作成の教科書
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