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皮膚科のホームページに必要なコンテンツ

医療機関のホームページを作るうえで、ページ数を多くすることは必須であるということはこちらのブログでご紹介しましたが、診療科別にひも解いていきたいと思います。

今回は皮膚科のコンテンツを取り上げます。

疾患のデパートをどう表現するか

疾患別や治療別にページを作成するということは、以前からお伝えしていますが、皮膚科の場合、そのレパートリーが広いので、ともすると、サイドメニューが凄く長くなってしまう恐れがあります。

ですから、基本的な診療と、ご自身が得意な疾患を絞って掲載し、細かい部分については、blogで掲載していくという3段構えが良いでしょう。

基本的な疾患

下記のページは必須項目になります。

  • 皮膚疾患について
  • お肌のトラブル
  • 火傷、水ぶくれの治療
  • あせもの治療
  • かぶれ、湿疹の治療
  • 蕁麻疹(じんましん)の治療
  • きりきず、すりきずの治療

必須と書きましたが、どこでも当たり前にやっているということと同義です。「皮膚疾患」と「お肌のトラブル」と「湿疹など」は内容が似てしまうのでは?と聞かれてしまいそうですが、対象のユーザーが違うと捉えてください。「皮膚疾患」は誰でも、「お肌のトラブル」は女性で、自費系の項目も追加できるページ。「湿疹など」はその疾患の目途が患者さん側で付いている方になります。

皮膚科ホームページの選択項目

下記のページは治療を積極的に行う場合に記載をしてください。

  • アトピーの治療
  • 帯状疱疹(ヘルペス)・帯状疱疹後神経痛の治療
  • たこ・ウオノメの治療
  • 乾燥肌の改善
  • ほくろの除去
  • イボの治療
  • ピアスの穴あけ
  • 抜け毛・薄毛の治療(AGA)
  • 水虫・爪白癬の治療
  • にきびの治療(ピーリングなど)
  • 巻き爪の治療
  • しみの除去
  • お子様の皮膚疾患について

上記以外でも、最近話題の「二の腕のぶつぶつ・毛孔性苔癬(毛孔角化症)」、「口唇ヘルペス」、「とびひの治療」など、あげればきりが無いのですが、20ページ前後を目安に増やしていくのが良いかもしれません。それ以上のページ数でももちろん構いません。

写真について

皮膚科については、やはりbefore→afterの症例写真は必須と思います。幾つかの医院を見比べられているという前提では、やはり施術の経過が分かりやすいほうが良いでしょう。中には、見栄えが宜しくない写真もあるかもしれませんので、その際は、イラストにしても良いでしょう。

自費の項目

患者さんにとって、治療にいくらかかるのかは最大の懸念事項です。特に自費の項目であれば明示してください。例えば、ホクロは、どのくらいの大きさでいくらなのかとか、シミのレーザーの場合は、どの単位でどのくらいの値段なのか等です。

キャンペーンに注意

厚労省が出している「医療機関ホームページガイドライン」では、キャンペーンの打ち出しは辞めるように記載があります。

国民・患者に対して早急な受診を過度にあおる表現、費用の安さ等の過度 な強調・誇張等については、国民・患者を不当に誘引するおそれがあること から、ホームページに掲載すべきでないこと。
(例)
「・ ただいまキャンペーンを実施中」
「 ・ 期間限定で○○療法を50%オフで提供しています」
「 ・ ○○100,000円→50,000円」
「 ・ ○○治療し放題プラン」
平成24年9月28日 医療機関のホームページの内容の適切なあり方に関する指針 厚労省 

個人的には、キャンペーン実施中くらいはいいのに・・・。と思いますが、やはり、ガイドラインに沿って正しく広報していくことは信頼性の醸成の意味もあり、必須になります。

河村伸哉

河村伸哉

東北大学法学部卒業後、フリーランスの期間を経て、大手飲料メーカーや通信系システム会社等のウェブサイト作成を経験。 現在、メディキャスト株式会社にて、医療機関のマーケティングを担当。 13年間で800件以上のウェブサイトをブロデュースし、確実に増患に導いたマーケティングプロデューサー 開業前に予約が殺到した心療内科や、強豪ひしめく地域で毎月3000名の新患獲得を達成しているレディースクリニック、100キロ離れた場所からわざわざ患者が通ってくる一般耳鼻科など、診療科目別の増患ノウハウを確立させ、ドクターの強みを地域住民に訴求させ確実に増患に導いている。 日本でも数少ない医療機関のマーケティングに強みを持ったウェブプロデューサー。

医院ホームページ作成の教科書