婦人科・産婦人科のホームページに必要なコンテンツ
医療機関のホームページを作るうえで、ページ数を多くすることは必須であるということはこちらのブログでご紹介しましたが、診療科別にひも解いていきたいと思います。
今回は婦人科・産婦人科のコンテンツを取り上げます。
入院施設がある場合
産婦人科の場合は、入院に関する要綱・価格についての記載が必要になります。
また、入院前、入院中、退院後で閲覧層が違いますので、下記のような2階層でのコンテンツの組み方になるでしょう。
- 妊婦の方
→妊娠かなと思ったら
→当院で出産をご希望の方(出産料金)
→妊婦健診について
→里帰り出産について
→各種スクール(パパママ教室)のご案内 - 入院について
→ご出産から退院まで
→施設概要
→お見舞いの方向けコンテンツ - 出産後
→乳児健診
→産後検診
→各種スクールのご案内
どの期間に何をして、どのような手続きをしてという部分をしっかり描くことです。
若い方の場合、出産費用の持ち出し分がいくらになるのか、産まれるまでの検診の費用(助成がつくのかどうか)等、費用に関することが重要な項目の一つですので、ホームページに明確に記載をしましょう。
婦人科のコンテンツ
婦人科の場合、下記のようなコンテンツが基本になります。
- 不妊治療について
- 妊娠かな?と思ったら
- 月経(生理)不順の治療
- おりものの異常
- 生理痛
- カンジダ腟炎・外陰炎
- 性感染症
- 月経移動
- ピルの処方
- 避妊リング
- ブライダルチェック
- 緊急避妊薬(モーニングアフターピル)の処方
- 更年期障害
治療や検査等、出来る項目をページ化して記載をします。アフターピル等は価格を明示しておくこと、また、ノルレボ等薬名で検索されることもありますので、薬名に価格という組み合わせで
やっていれば追加するもの
- 人工妊娠中絶について
- 女性系の各種健診
- 女性系の予防接種
- 女性系のがんの診断・治療
健診はほとんどのところでおこなっていると思いますので、必ず記載をします。助成や費用についてももちろん明確にしてください。中絶についても、時期と費用について明確にしてください。ただし、シビアなコンテンツですので、あまり対外的に打ち出したくないというクリニックさんもあるでしょう。その場合は、無理に打ち出す必要はありません。「書けば来る、書かなければ来ない」というシンプルな法則に準じましょう。
また、プラセンタ等自費の美容系のコンテンツがあるクリニックもあると思います。その場合は、上記同様、価格を明確にしてコンテンツ化してください。