catch-img

新しいGoogle Formsが使いやすい

Wevery!の機能追加のリクエストで一番多いのは、お問い合わせフォームの機能ですが、開発については行ってきませんでした。

理由としましては、外部のアンケートフォームの作成ツールが進化して、そちらと連携させて使っていくのが良いと考えているからです。

Google Formsを使おう

Googleが出しているアンケート作成ツールに「Google Forms」というものがあります。

アンケートやお問い合わせ、求人の募集フォーム等を簡単に作成ができるツールになっています。

Google Formsを使うメリット

Google Formsを使うメリットをあげてみました。

  • 無料で使える
  • 項目の追加が簡単
  • Google Spread Sheetと連携していて投稿管理も容易
  • スマートフォンにも対応している(レスポンシブデザイン)
  • デザインもある程度カスタマイズできる
  • 数ページにわたるアンケートが構築できる(次へボタンが配置できる)
  • SSLの暗号化がされていて安全性が比較的高い

お問い合わせや資料請求のフォームは、「別のページにジャンプさせる余計なリンクをつけない」ことが、いまや効果を出すための常識になっていますが、GoogleFormsで作成をすることで、純粋にフォームだけのページを作成することができ、さらに、作成も簡単ということなので、もうWevery!の機能としてフォームを作る必要はなくなってきたかなと思っています。

デメリット

  • Googleのアカウントが必要
  • 自分のドメイン内にフォームが持てない
  • 細かいチューニングがしづらい

デメリットは上記の3点でしょうか?

細かいチューニングについては、AppsScriptという、javascriptの兄弟のようなプログラムが分かれば、結構なチューニングができるのですが、プログラマでなければ、ほぼ基本的な機能しか使えないということになります。でも、クリニックが使う機能と考えると十分すぎる機能です。

さぁ今日からGoogle Formsを使おう

これからのウェブは、自身のホームページの機能だけで作り上げるのではなく、外部の機能と連携をさせて作っていくことが常識になります。アクセスの解析ツールや予約のシステムについても、Wevery!は外部との連携を前提に作ってきました。

アンケートやお問い合わせ、意見募集、職員募集のフォームを作成される場合は、ぜひGoogle Formsをお試しください。

河村伸哉

河村伸哉

東北大学法学部卒業後、フリーランスの期間を経て、大手飲料メーカーや通信系システム会社等のウェブサイト作成を経験。 現在、日本経営グループのメディキャスト株式会社にて、医療機関のマーケティングを担当。これまで約2000件のウェブサイトをプロデュース。 開業時のマーケティングを多く経験していることから、開業前に予約が殺到した心療内科や、強豪ひしめく地域で月間3,000 名の新患獲得を達成しているレディースクリニック、100 キロ離れた場所からわざわざ患者が通ってくる一般耳鼻科など、診療科目別の増患ノウハウを確立させ、ドクターの強みを地域住民に訴求する手法で、確実に増患に導いている。 日本でも数少ない医療機関のマーケティングに精通したメディカルWebプロデューサーとして、著書「クリニック広報戦略の教科書」「医院ホームページの教科書」があるほか、YouTube「ウェブリィチャンネル」を主催。全国で講演活動などもおこなっている。
医院ホームページ作成の教科書
医院ホームページ作成の教科書

人気記事ランキング

アーカイブ