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医院ホームページとfacebook

しばしば先生より、facebookページを作ったほうがいいの?と聞かれますので、私の見解を記します。ここで言うfacebookページとは、先生個人のアカウントではなく、facebookを活用して作成するfacebookページのことを言います。

医院におけるfacebookのメリット

facebookの良さは(基本的に)実名制にあります。ホームページにお問い合わせページを設けると、診療を前提にされない方からの匿名に近いお問い合わせがあり、困ることがありますが、実名でのお問い合わせができるということで、医院にとっては安心です。また、こちらの発言に対してリプライができますが、匿名性ではないので、いわれのない誹謗中傷を防ぎながら、コミュニケーションをとることができます。

ではデメリットは?

最大にして唯一のデメリットは、メンテナンスサイトの数が増えるということでしょうか?facebookを持っても、オフィシャルサイトは必要になります。そうなると、2つのサイトのメンテナンスを行っていく必要があるということになります。2つのサイトに共通している情報を更新する場合は忘れずに2つ更新する必要があります。

オフィシャルサイトとfacebookの機能を分けよう!!

上記でデメリットをあげましたが、オフィシャルサイトとfacebookの機能を分けることで解決できます。

・facebook→コミュニケーション担当(特に既存患者さん向け)
・オフィシャルサイト→カタログ担当(特に新規患者さん向け)

facebookの機能を考えると「コミュニケーション」の機能として利用するのが良いでしょう。具体的には、お知らせの機能として利用し、オフィシャルサイトのトップページに埋め込んで、同時利用させるという方法です。また、facebookでは、ユーザーからメッセージが受け取れますので、お問い合わせの受付口としての機能を持たせることができます。facebook利用者からのメッセージですので、実名で受け取れるというのがメリットです。

オフィシャルサイトについては、ネットユーザーに探している情報を提供するという機能、つまり「カタログ」機能を担当させます。医師の情報、診療時間、治療についてのページ等です。facebookページにこれらの情報は掲載せず、オフィシャルサイトへのリンクだけ掲載すればよいでしょう。

facebookは医院ホームページの未来形?

facebookの実名コミュニケーションという側面を見ると、実は医院のホームページに、「実名コミュニケーション」という機能がつくことは理にかなっていると感じています。将来的に、オフィシャルホームページがそのような機能をもっていることが当たり前になる時代がやってくるでしょう。

ネットユーザー全体のリテラシーがまだまだついて言っていないので、いまその機能を実装しても宝の持ち腐れになるでしょう。しかし、海外の方の受け入れができる医院は、facebookを使ってコミュニケーションすることで新しい発見が生まれますし、海外の方が見なくても、将来にfacebookがまだ市場を覇しているかは分かりませんが、その練習と考えて、いまから導入することは良いことです。

河村伸哉

河村伸哉

東北大学法学部卒業後、フリーランスの期間を経て、大手飲料メーカーや通信系システム会社等のウェブサイト作成を経験。 現在、メディキャスト株式会社にて、医療機関のマーケティングを担当。 13年間で800件以上のウェブサイトをブロデュースし、確実に増患に導いたマーケティングプロデューサー 開業前に予約が殺到した心療内科や、強豪ひしめく地域で毎月3000名の新患獲得を達成しているレディースクリニック、100キロ離れた場所からわざわざ患者が通ってくる一般耳鼻科など、診療科目別の増患ノウハウを確立させ、ドクターの強みを地域住民に訴求させ確実に増患に導いている。 日本でも数少ない医療機関のマーケティングに強みを持ったウェブプロデューサー。

医院ホームページ作成の教科書