ニキビ肌におすすめのファンデーション4選|隠すだけではないファンデーション選び
ニキビに悩んでいる人は、化粧品によるニキビへのダメージを考えてしまいますよね。
本来、ニキビを悪化させないためには、化粧をしないでおくのが良いです。
しかし、女性にとってメイクをしないというのは難しいでしょう。
そこで今回は、ニキビ肌におすすめのファンデーションを紹介します。
ファンデーションは塗らない方がいい?
ニキビには、できるだけ刺激を与えないようにすることが大事です。
そのため、ファンデーションを塗らないことも、一つの方法と言えます。
しかし、一概にファンデーションを塗らない方が良いとは言えません。
お仕事などで外に出る場合、ファンデーションは紫外線対策になります。
紫外線は、バリア機能を低下させ、皮脂分泌を過剰にさせてしまい、ニキビの原因になります。
さらに、活性酸素を発生させてしまうため、ニキビ悪化の原因にもなってしまうのです。
このような紫外線からの刺激を守るためにも、ファンデーションは塗った方が良いでしょう。
ファンデーションは肌に刺激が少ないものを選びましょう
ファンデーション選びで大事なのは、肌に刺激の少ないものです。
肌に刺激が強いものでは、ニキビや肌にダメージを与えてしまい、ニキビの悪化やニキビの繰り返しに繋がってしまいます。
そこで重視しておきたいのが、油分と配合成分です。
それぞれのチェックしておくべき部分を、以下で解説します。
油分の少ないファンデーション
油分の高いファンデーションは、ニキビの悪化につながります。
油分が多いと、毛穴を詰まらせやすくしてしまい、アクネ菌の増殖に繋がってしまうからです。
また、油分が高いということは、クレンジングや洗顔でも落としにくいということ。
そのため、洗浄力が高く、肌への負担が大きいクレンジングが必要になります。
結果的に、バリア機能を低下させてしまい、ニキビを引き起こしやすくなるのです。
さらに、ファンデーションが落としきれなかった場合、ニキビの原因となります。
油分の少ないファンデーションの選び方としては、以下を参考にしてください。
- パウダー……油分が少ない
- リキッド……油分が多い商品も多い
- クリーム……比較的油分が多い
配合成分
ファンデーションを塗るなら、ニキビを隠すだけではなく、ニキビの悪化を防げるファンデーションを選ぶと良いです。
そのために、配合成分をチェックしてください。
ただし、配合成分も様々なので、目的に合ったものを選びましょう。
以下を参考にしてください。
- 保湿成分……コラーゲン・セラミド・ヒアルロン酸
- 薬用成分……トラネキサム酸・グリチルレチン酸
また、防腐剤や合成着色料を使用していない低刺激のファンデーションを選ぶのも一つの選び方です。
ニキビ肌におすすめのファンデーション
ニキビ肌におすすめのファンデーションを、3つ紹介します。
- クリアパウダーファンデーション リフィル(オルビス)
- 薬用 アクネケア パウダリーファンデーション(DHC)
- パウダリーファンデーション UV(ノブ)
- ミネラルファンデーションF(ビューティフルスキン)
以下では、それぞれの特徴や料金について解説します。
クリアパウダーファンデーション リフィル(オルビス)|余分な皮脂も吸着
内容量 | 11g |
参考価格 | 1,980円 |
クリアパウダーファンデーション リフィルは、軽いパウダーのファンデーションです。
軽いパウダーではあるものの、厚塗りをしなくてもしっかりニキビ跡を隠せます。
さらに、ACオイルセンサーパウダーで、余分な皮脂まで吸着。
無香料で界面活性剤なども不使用なので、肌の弱い人でも安心して使えます。
薬用 アクネケア パウダリーファンデーション(DHC)|ニキビを防ぎながら使える
内容量 | 11g |
参考価格 | 1,676円 |
アクネケア パウダリーファンデーションは、ニキビ防止におすすめのファンデーションです。
独自の肌荒れ防止成分である「濃縮オリーブリーフエキス」を配合し、ニキビを防いでくれます。
さらに、アクネケア用のパウダーなので、ニキビの上からでも問題ありません。
「SPF26・PA++」で紫外線対策にもおすすめです。
パウダリーファンデーション UV(ノブ)|敏感肌におすすめ
内容量 | 12g |
参考価格 | 4,400円 |
パウダリーファンデーション UVは、敏感肌におすすめのファンデーションです。
密着カバーパウダーと皮脂吸着パウダーの配合により、ニキビはもちろん、くすみやシワ、毛穴の凹凸までカバーしてくれます。
さらに「SPF30・PA+++」で、紫外線対策にもおすすめ。
敏感肌用にふわふわのパフを使用しているので、肌に優しくなじませられるでしょう。
ミネラルファンデーションF(ビューティフルスキン)|クリニックでも扱うファンデーション
内容量 | 6g |
参考価格 | 4,620円 |
最後にご紹介のミネラルファンデーションFは、クリニックでも扱っているファンデーションです。
整肌成分のフラーレンを配合し、炎症を抑えてくれるので、ニキビ肌に効果が期待できます。
さらに「SPF50・PA++++」で、紫外線対策も万全。
ニキビの他、しみやしわ、たるみやくすみなど、肌の様々な悩みにおすすめです。
私も普段から愛用しています。
まとめ
ファンデーションは、ニキビを意識して選びましょう。
今ニキビがない人でも、ファンデーションによっては、ニキビができやすくなる可能性があります。
また、現在ニキビがある人やニキビ跡に悩んでいる人は「隠す」だけではなく「悪化させない」という観点から考えてみると良いでしょう。
ぜひ今回紹介した商品を参考に、ファンデーションを選んでみてください。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗