ニキビにやってはいけないスキンケア5選
名古屋市昭和区のいりなか駅前皮膚科ビューティクリニックでは重症のニキビ・ニキビ跡の治療を実施しております。お悩みの方は下記のページも併せてご覧ください▼ 今回はニキビの方がやってはいけないスキンケアについてお届けします。
ニキビとスキンケアについては、
クリニックで患者様からよく聞かれるポイントです。
ニキビに悩んでいる方は見ていただくと参考になると思います。
ニキビはスキンケアで治るのか?
皮膚科医の見解からお伝えすると
ニキビはスキンケアだけでは治りません。
ニキビを気にする人はスキンケアにこだわりすぎてかえって悪化させてしまうことがあるので、
間違ったスキンケアをしないようにしましょう。
ニキビ肌の正しいスキンケア
ニキビで悩んでいる人の肌タイプによって、最適なスキンケアは違います。
そのため、一概に正しいスキンケアをお伝えすることは難しいのです。
今回は、ニキビに悩む方が間違えやすい
やってはいけないスキンケアについてまとめました。
間違ったスキンケア5選
①こする
こすり過ぎは絶対にやめてください。
ニキビに悩む方は、毛穴の汚れを取るために
スクラブ洗顔をしたり、洗顔ブラシでごしごしやりがちです。
しかし、それによってお肌のバリア機能が落ち、赤みなどの原因になります。
その為、擦り過ぎは避けてください。
②ピーリングのやりすぎ
またニキビに悩む方は、毛穴の汚れを取る為、
ピーリング入りの石鹸や化粧品を使いがちです。
ピーリング化粧品は上手に使えば効果があることは事実です。
しかし、注意しなければならないのは
毛穴がすっきりすると、ついやり過ぎてしまうことです。
ピーリングのやり過ぎは、湿疹が出やすくなります。
また、赤ニキビと区別がつかなくなるので、注意が必要です。
ピーリング中にニキビが出来た場合、ピーリングのやり過ぎかもしれません。
毎日ピーリングを行うことは避けた方がよいです。
③洗いすぎ
皮脂が多く、ニキビができることを心配して
1日に何度も洗顔を行う方もいます。
しかし、それはやり過ぎです。
脂性肌の方でも、朝と夜の1日2回までの洗顔で十分です。
逆に、乾燥肌が原因でニキビが出来ている場合は、
洗顔料を使った洗顔は1日1回でも大丈夫です。
④保湿しない
皮脂がたくさん出ることを気にして、
洗顔後に保湿剤を塗らない方もいます。
洗顔後のお肌は、皮脂のバリアが取れている状態なので、
保湿剤を塗らないと、余計に皮脂腺から油が出てくる原因になります。
洗顔後には、保湿剤を適度に塗ってください。
⑤肌断食
肌断食とは、洗顔料を使わずにワセリンなどで保湿を行う方法のことです。
極端な乾燥肌の方には効果があると、一時期流行した美肌法です。
しかし、ニキビ肌の方が肌断食をすると
ワセリンで蓋をすることでニキビ菌が繁殖しやすくなり、
ニキビが悪化する原因になります。
まとめ
ニキビに悩む方は、いろいろな化粧品を試してみたくなると思います。
しかし、間違った方法でニキビを悪化させないように気を付けてください。
ニキビ治療は早めに皮膚科で受診することをおすすめします。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗