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お昼寝でニキビ改善効果に期待できる|ニキビに効果的なお昼寝の正しい方法

[2022.12.30]

昨今では在宅でお仕事をする人も多くなり、ついつい昼寝をしてしまう人もいるのではないでしょうか。

基本的に睡眠はニキビに良い影響を与えるので、ニキビ改善効果にも期待できます。

しかし、正しい時間で適切にお昼寝できているでしょうか?

場合によっては、お昼寝が原因でニキビを悪化させてしまうケースもあるので、注意してください。

今回は、お昼寝によるニキビへの影響について解説します。

 

睡眠とニキビの関係性

基本的に、睡眠はニキビへ良い影響を与えます。

睡眠は、ただ身体を休めるだけではなく、成長ホルモンなどを分泌しながら新陳代謝を繰り返し、皮膚や骨を作っているのです。

さらに、睡眠不足では肌の免疫力が下がり、ニキビが悪化しやすくなります。

睡眠時間を十分にとり、質の良い睡眠をとることが、ニキビ改善にとって重要なのです。

 

お昼寝は美容に効果的

お昼寝は、ニキビだけではなく、美容効果に期待できます。

主な効果は、以下の3つです。

  • 美肌効果
  • ダイエット効果
  • ストレス発散効果

なぜそれぞれの効果を得られるのか、以下で解説します。

 

美肌効果

お昼寝は、肌の回復に効果的であるため、美肌効果が得られます。

人は、朝起きてからずっと乾燥や紫外線などのダメージを受けています。

お昼寝をすれば、成長ホルモンが分泌され、ダメージを受けた肌の回復をサポートしてくれるのです。

とくに、外に出歩き、紫外線や空気の影響を受けている人は、お昼寝で回復を促した方が良いでしょう。

 

ダイエット効果

お昼寝は、食欲を抑える効果があります。

正確には、睡眠不足になると、食欲をコントロールするホルモンに分泌以上が起きてしまうのです。

ホルモンの分泌異常が起きると、食欲を抑えるホルモンを減らして、食欲を増進させるホルモンが増加してしまいます。

「睡眠不足が続いて、妙にお腹がすいてしまう」という症状があれば、お昼寝をして、ホルモンを整えていきましょう。

 

ストレス発散効果

お昼寝は、ストレス発散効果があります。

ストレスが溜まってしまえば、精神的にはもちろん、お肌にも症状が現れます。

睡眠は、身体を休ませるだけではなく、脳も休ませてくれるので、ストレス発散に効果的です。

連日の仕事でストレスが溜まっていると感じたら、お昼寝で脳も心も休ませてあげてください。

 

昼寝がニキビに逆効果になるケース

基本的にお昼寝はニキビにとって良い影響を与えます。

しかし、良い影響を与えるからと言って、お昼寝のしすぎは禁物です。

お昼寝も適切に管理しないと、ニキビに悪影響を与える可能性があります。

以下で、お昼寝がニキビに逆効果になるケースについて、解説します。

 

昼寝しすぎて夜に寝れない

適度なお昼寝は良いですが、お昼寝が長すぎて夜に眠れなくなってしまうと、ニキビに悪影響を及ぼす可能性があります。

質の良い睡眠のゴールデンタイムと言われているのは、夜の22時~午前2時までと言われています。

このゴールデンタイムに睡眠をとれなければ、睡眠の質が下がってしまうのです。

お昼寝は、あくまで休憩程度にして夜は夜でしっかり眠るようにしましょう。

 

昼夜の生活が逆転してしまう

お昼寝が、長時間になってしまう人は、注意してください

長時間の睡眠になってしまうと、昼夜の生活が逆転し、生活の乱れにつながります。

生活リズムの乱れは、肌荒れに大きく影響するので、夜に寝て朝起きるという習慣に正しましょう。

 

正しいお昼寝の方法

お昼寝では、長時間の睡眠をとらないように気を付けてください。

適度な軽い休憩程度の睡眠が、健康にもお肌にも良いです。

正しいお昼寝の方法としては、以下の2つを意識してください。

  • 15分~20分を目安にする
  • お昼寝をする前にカフェインを摂取する

なぜそれぞれのお昼寝が良いのか、以下で具体的に解説します。

 

15~20分を目安にする

お昼寝は、15分~20分程度を目安にしてください。

長時間寝てしまうと、睡眠慣性(頭がぼーっとするなど)が生じてしまい、午後に影響を与えてしまいます。

一度寝てしまうと起きれないという人は、横にならないように気を付けましょう。

横になってしまうと深い眠りについてしまいやすいです。

机にうつ伏せになるなどの形で「休む」程度にしてください。

 

昼寝をする前にカフェインを摂取する

お昼寝で長時間の睡眠につかないためには、カフェインを摂取しておくと良いです。

カフェインは目が覚めてしまうイメージですが、実際にカフェインの覚醒効果が現れるのは、摂取後30分と言われています。

そのため、お昼寝前のカフェイン摂取は、丁度良いタイミングで効果が現れるのです。

午後からの作業も効率よく進められるので、お昼寝前のカフェイン摂取を試してみてください。このお昼寝の仕方をコーヒーナップといいます。

ちなみに私はカフェインが効きすぎてしまうため、コーヒーナップはうまくいきません(汗)。

カフェインが普段から飲めない人、効き過ぎて夜も眠れなくなる人にはお勧めしませんよ。

 

まとめ

睡眠不足やストレスでニキビができてしまう人は、適度なお昼寝を心がけてみてください。

お昼寝を上手く活用すれば、ニキビの改善効果や健康効果にも期待できます。

ただし、お昼寝はあくまでお昼寝なので、長時間の睡眠には気を付けましょう。

 

 

文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック  院長 祖父江 千紗

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