美容皮膚科医が教える美肌におすすめの簡単レシピ4選※動画付き
ニキビには腸内環境が関係しています。
そのため、普段の食生活を見直すことで、肌トラブルを軽減できるのです。
しかし、我慢ばかりの食生活も長くは続きませんよね。
そこで今回は、我慢したくない人におすすめの美肌レシピを紹介します。
美肌はもちろん、健康にも良いので、ぜひ実践してみてくださいね。
美肌におすすめのレシピ①一人暮らしにもおすすめ「美肌お好み焼き」
1品目は、一人暮らしでも栄養をしっかり摂れる「美肌お好み焼き」を紹介します。
材料は、以下のとおりです。
- キャベツ
- だしの粉
- 豚もも肉
- 玉子
- 米粉
ポイントは、米粉。
通常のお好み焼きは小麦粉を使いますが、小麦粉は腸に負担がかかってしまい、肌が荒れやすくなります。
米粉であれば、腸に負担がかからず、安心して食べられるのです。
さらに、良質な糖質が摂れるのでおすすめ。
また、豚肉100gと玉子1個あれば、十分な量のたんぱく質が摂れるので、栄養に関しても問題ありません。
調理方法
- 各種具材をお好みの大きさに切る
- 具材に玉子を入れる
- 米粉を入れる(お好きな量)
- だしの粉(山盛り2杯程度)
- 少し水を入れて混ぜる
コツは、ちょっと固いぐらいの水分量。
キャベツから水が出るので、混ぜる時点で水を入れすぎなくても良いです。
混ぜたら後は焼くだけ。
鉄製プライパンなら鉄分も摂れます。
美肌におすすめのレシピ②腸が喜ぶ「美肌味噌汁」
味噌汁は、簡単に作れる上に腸にも優しいです。
材料はとてもシンプル。
- 粉のだし
- 味噌
出汁の粉は、原材料が魚と昆布のみのものを選んでください。
調理方法
- 味噌汁2杯分で味噌おおさじ2
- 先に味噌だけを溶かしておく
- お湯が沸いたら粉のだしを大さじ1杯程度入れる
- 火を止めて溶いた味噌を入れる
これで完成です。
もし家に乾燥ワカメなどがあれば、入れても問題ありません。
美肌におすすめのレシピ③健康美肌飯「手巻き寿司」
手巻き寿司は、シンプルで簡単な上に美味しく、健康にも良いです。
材料は、以下のとおり。
- 炊き立てのごはん
- すし酢(砂糖・塩・酢適量)
- お好きなお刺身(サーモン・いくら・かつお等)
- 調理しなくて良い野菜(きゅうり・トマト等)
- のり
お刺身はお好きなもので構いませんが、おすすめはサーモン。
サーモンは美肌に良い栄養が入っています。
良質なタンパク質も入っている上に、DHAやEPAなどの体の炎症を取る脂も入っています。
お刺身に迷ったら、サーモンを選びましょう。
調理方法
- お刺身を食べやすい大きさに切る
- 合わせ酢を作る(目分量)
- 合わせ酢を炊きあがったごはんに混ぜる
- 海苔を切る
後はみんなで楽しく手で巻きながら食べるだけです。
手巻き寿司は栄養的に良い食べ物ですが、野菜不足になりやすいので、簡単な野菜も合わせてみましょう。
美肌におすすめのレシピ④油の少ない「太らないマヨネーズ」
ニキビや美肌には油ものはできるだけ控えた方が良いです。
油は決してお肌にとって悪ではないものの、摂りすぎはよくありません。
マヨネーズは70%が油でできているため、お肌に良いとは言えません。
しかし、マヨネーズをどうしても食べたい場合は、MCTオイルという油でマヨネーズを作ってみましょう。
マヨネーズの材料は卵・油・酢・塩でできているのですが、これらの材料を自分で集めて作ると、ヘルシーなマヨネーズができます。
調理法
- 卵を溶く
※冷蔵庫で冷えた状態の卵だとマヨネーズが固まらない・分離の原因になるので、卵は先に出しておきましょう。 - 油を80cc計る
※おすすめは「MCT-OIL」。MCT-OILを使うことで、太らないマヨネーズが作れます。とくにココナッツ由来のMCT-OILがおすすめです。 - お酢を大さじ1/2用意
※お酢はどんなものでも問題ないです。 - ボウルに卵黄とお酢、塩(小さじ1/4位)を入れて泡だて器で混ぜる
※塩は天然塩がおすすめです。 - 油をちょっとずつ加えて混ぜていく
※一気にたくさんの油を加えると分離して固まらなくなるので注意。
以上で太らないマヨネーズ完成です。
太らないマヨネーズで大事なのは「MCT-OIL」。
MCT-OILを使っているマヨネーズは、市販でも販売されていますが、MCT-OILを100%使用しているマヨネーズは確認できませんでした。
そのため、100%MCT-OILのマヨネーズは、手作りしてしまった方が良いです。
まとめ
今回紹介したレシピは、長くても15分ほどあれば作れる簡単レシピです。
一見時間がかかりそうに思うかもしれませんが、ぜひちょっと時間が空いた際に作ってみてください。
お肌にも良いですし、腸内環境改善にもおすすめです。
また、今回紹介したレシピの他にも、私が実践している料理はいくつかあるので、今後も紹介していきます。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗