メイクでニキビ跡を隠す方法|おすすめ化粧品も紹介
顔のニキビ跡、気になってしまいますよね。
昨今はマスクでニキビやニキビ跡を隠せるようになりましたが、マスクを外したときに目立ってしまいますし、マスク自体がニキビの原因となるので、できることならつけたくないですよね。
そこで今回は、メイクでニキビ跡を隠す方法について解説します。
お顔に気になるニキビ跡がある人は、ぜひ参考にしてください。
ニキビの上からメイクをしても問題ない
ニキビやニキビ跡を隠す上で、メイクはデメリットにはなりません。
なかには「ニキビの上からメイクをしたら悪化させるのでは」と考える人もいるでしょう。
しかし、ニキビの原因となるのは、メイクではなく肌質です。
また、メイク時にニキビを刺激してしまうことも一つ。
そのため、メイク自体はそれほど影響はないのです。
正しくメイクして正しくクレンジングすれば、ニキビを悪化させる可能性は低くなります。
メイクはニキビの悪化を守る
メイクは、ニキビの悪化を守る働きもあります。
なぜなら、ニキビは紫外線対策として効果があるからです。
紫外線によるニキビへのダメージは、以下のとおり。
- 皮膚のバリア機能を低下させ、ターンオーバーを乱れさせる
- 日焼けしてしまった場合、皮脂の分泌が増える
- アクネ菌によって産生されるポルフィリンという物質が、紫外線によって活性酸素を発生させる
メイクで肌を紫外線から守ると、ニキビ対策になるのです。
ニキビ跡やニキビの上手なメイク方法
ニキビやニキビ跡を上手に消すメイクの方法を紹介します。
重要なのは、ニキビを刺激しないこと。
- ファンデーションならパフを強く当てない
- スティックタイプならこすりつけない
ニキビを刺激してしまうと、悪化させる可能性があるので気を付けましょう。
以下では、ニキビに合わせたメイク方法について解説します。
赤ニキビのメイク方法
赤ニキビは、炎症が起きている状態です。
そのため、刺激を与えないように気を付けてください。
赤ニキビを隠すメイク方法は、以下の順番で行いましょう。
- コンシーラーをニキビの上に塗布
- ブラシなどを使って表面を少しなじませる
- 同ブラシにファンデーションをとってなじませる
- 外側に向かって円を描くように広げていく
円を描くように広げていくことで、自然な仕上がりになります。
このときも、あくまで強くこするのではなく、優しく広げていきましょう。
白・黄ニキビのメイク方法
白ニキビや黄ニキビは、できたばかりのニキビです。
そのため、軽くファンデーションを重ねるだけでカバーできます。
順番は、以下のとおりです。
- ファンデーションを顔全体に塗る
- ニキビの芯だけファンデーションを重ねる(軽くポンポンとする程度)
- 柔らかいブラシでファンデーションをなじませる
ニキビの芯にファンデーションを重ねる際は、綿棒を使うと良いです。
しかし、ニキビを刺激しないように気を付けてください。
黒ニキビのメイク方法
黒ニキビは、くすみを消すように、明るめのカラーを足していきましょう。
ただし、量が多いとふくれたように見えるので、少量にしてください。
順番は、以下のとおりです。
- コンシーラーをニキビの上に塗布(綿棒などを使うとやりやすいです)
- ファンデーションを重ねて自然な肌色に整える
- ニキビの中心から周辺をなじませる
あくまでも自然な肌色になるように、自身の肌色と合わせた化粧品を選んでください。
ニキビ隠しにおすすめの化粧品
ニキビ隠しをする際、重要になるのがファンデーションやコンシーラーです。
それぞれを選ぶ際は、色だけではなく、効果も合わせて見ておくと良いでしょう。
以下でおすすめのファンデーションとコンシーラーを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ファンデーション|ミネラルファンデーションF(ビューティフルスキン)
内容量 | 6g |
参考価格 | 4,620円 |
ミネラルファンデーションFは、クリニックでも扱われているファンデーションです。
主な特徴は、以下の2つ。
- 整肌成分のフラーレン配合で炎症を抑える
- 「SPF50・PA++++」で紫外線対策に最適
ニキビはもちろんですが、しみやしわなどにも使えます。
私も普段から愛用しているので、ぜひ試してみてください。
また、その他のおすすめファンデーションに関しては、以下の記事でも紹介しています。
ニキビ肌におすすめのファンデーション4選|隠すだけではないファンデーション選び
コンシーラー|メンズアクネバリア薬用コンシーラー
参考価格 | 1,430円 |
タイプ | スティックタイプ |
カラー | ナチュラル・ライト |
男性用化粧品ですが、女性のニキビ隠しにも使えるコンシーラーです。
もちろん男性の場合も、ニキビの他、青ヒゲ隠しにも使えます。
主な特徴は、以下のとおり。
- 抗炎症作用成分配合
- 抗菌作用成分配合
スティックタイプなので、使いやすく、持ち運びにも便利です。
その他のおすすめコンシーラーに関しては、以下の記事でも紹介しています。
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まとめ
ニキビやニキビ跡が気になる人は、メイクで上手に隠しましょう。
ただし、あくまでニキビをカバーするだけで、ニキビの根本的な治療にはなりません。
もしニキビやニキビ跡そのものをなくしたい場合は、早い段階でクリニックに行きましょう。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗