レチノール製品の正しいスキンケア方法と当院のおすすめ製品
ニキビ対策などのスキンケアなら、レチノールをおすすめします。
レチノールはニキビやその他の肌トラブルへの改善効果に期待できる成分です。
そこで今回は、レチノール製品を使ったスキンケア方法について解説します。
ニキビにお悩みの方は、ぜひ試してみてください。
レチノールとは?
レチノールは、ビタミンAの一種です。
ニキビだけではなく、ターンオーバーの促進などの効果も期待できます。
昨今では、レチノールに注目した「レチノール配合化粧品」なども増えてきました。
レチノールの肌への効果
レチノールは、以下の効果に期待できます。
- しみ・そばかす
- ニキビの改善
- ニキビの抑制
- 肌のターンオーバー促進
- 真皮のコラーゲンの生成をサポート
- 保湿促進
肌のお悩みに関連する様々な効果を持っているので、ニキビの他、スキンケアに悩む人におすすめです。
レチノールについては、以下の記事でも解説しているので、そちらも合わせて参考にしてください。
ニキビにはレチノール(レチノイド)が効果的|レチノイドとは?
レチノール配合製品を使ったスキンケア方法
レチノール配合製品を使ったスキンケアの方法を、ステップで解説していきます。
レチノール配合製品は、人によって肌に合う・合わないがあるので、以下の順序を守って使用してください。
また、レチノール配合化粧品の選び方については、以下の記事で解説しています。
おすすめの商品も紹介しているので、そちらも参考にしてください。
①まずは肌に慣らしていく
レチノール配合製品を使用したことがない場合は、少しずつ肌に慣らしていきましょう。
レチノールは多少の刺激があるので、いきなり多くの量を使ったり頻繁に使ったりすると、刺激を強く感じてしまいます。
そのため、最初のうちは1日置きに使うなど、少しずつ肌を刺激に慣れさせていってください。
②保湿をしっかり行う
レチノール配合製品を使用した後は、クリームなどで保湿を十分に行いましょう。
レチノールを使用すると、肌のターンオーバーが活発になり、乾燥しやすくなってしまうからです。
効果を最大化するためにも、保湿はしっかり行ってください。
③紫外線対策を行う
レチノール配合製品を使ったら、紫外線対策を行ってください。
レチノールで肌の新陳代謝が進むと、皮膚の角質層が薄くなり、紫外線に対して敏感になってしまうからです。
また、酸化しやすい特徴もあります。
レチノール配合製品を使った上から日焼け止めを塗っても問題ないので、必ず紫外線対策を行いましょう。
レチノールでスキンケアをする際の注意点
レチノール配合製品でスキンケアをする際は、以下の2つに注意してください。
- 朝の使用を避ける
- 短期間で使用を止めない
いずれも、レチノールの効果を最大限に発揮するためのポイントです。
朝の使用は避けた方が良い
レチノール製品は、朝と夜であれば、夜の使用をおすすめします。
レチノールはとても不安定で敏感な成分です。
紫外線や空気、湿度によって劣化してしまうので、朝に使用して日焼け止めを塗らずに外出してしまうと不活化してしまう可能性があります。
短期間で使用を止めない
レチノール製品は、長期間使用してください。
どのスキンケア製品も同様ですが、短期間の使用では大きな効果に期待できません。
使い続けることで効果が出るので、改善効果が見られるまで使いましょう。
ただし、前述したようにレチノール使用期間中は紫外線に対して過敏になるので、紫外線対策を忘れないようにしてください。
レチノールによるスキンケアはドクターズコスメがおすすめ
レチノール製品は、市販でも多くの製品が販売されていますが、より効果の高いものであれば、有効成分をたっぷり配合したドクターズコスメがおすすめです。
一般的な製品は、基本的に多くの人に使えるようになっているため、有効成分の配合量が少ないです。
しかし、医療機関で処方されるレチノール化粧品は高濃度なので、強い効果に期待できます。
当院が開発した「オールレチノCクリーム」
当院では、ビタミンAとビタミンC・Eを限界まで配合した「オールレチノCクリーム」を開発しました。
有効成分は、以下のとおりです。
- パルミチン酸レチノール
- ビタミンC
- ビタミンE
- フラーレン
- セラミド
有効成分が沢山配合されているにも関わらず、敏感肌の方でもお使いいただける製品です。
「オールレチノCクリーム」のコンセプトや具体的な効果などについては、以下の記事で解説しています。
オールレチノCクリームの症例写真
実際にオールレチノCクリームを使用していただいた方の症例写真を紹介します。
<施術内容>
- 期間:7週間
- オールレチノCクリームを2本使用(1本11,000円×2)
肌質が改善し、シミが薄くなったように見えるでしょうか。
<考えられるリスク及び副作用>
- 肌に合わない場合があります。
- 赤み・腫れ・かゆみ・刺激・色抜け等の異常があらわれる場合があります。
上記のような場合は、使用を中止して医師に相談してください。
まとめ
ニキビや肌の改善には、レチノール配合製品がおすすめです。
ただし、効果を最大化するには、適切なスキンケア方法を行う必要があるので、注意してください。
当院の「オールレチノCクリーム」は、実際に短期間で効果を感じられるので、ぜひ試してみたい方はご相談ください。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗