オムニチャネルと医院のホームページ

オムニチャネルという言葉をご存じでしょうか?

私がこの言葉を良く耳にするようになったのはここ1年くらいだと思いますが、販売チャンネルの多角化と統合を表す言葉です。

と言われても、ピンとこない方も多いと思いますので(すみません、私もこれではピンときません。。)下記で説明しようと思います。

どの広告媒体が貢献しているのか

告知媒体として、テレビ、新聞、雑誌広告、インターネット、看板、電柱広告等があります。

医院の場合でしたら、ホームページ、看板、電柱広告、開院時などの折り込みチラシ、院内報といったところでしょうか?

以前であれば、ホームページからの来院、看板からの来院、電柱広告からの来院…..と、それぞれで効果測定をしていたと思います。

しかしながら、下記のケースではどうでしょうか?

駅の看板等で脳内に刷り込まれて、いざ病気になってネットで調べたら、聞きなじみのある医院の名前があって、ホームページの内容も良かったから受診することにした。

というケースの場合、来院に貢献したのが、「駅看板」なのか「ホームページ」なのか分かりにくいと思います。

スマートフォンがオムニチャネルを加速させている

スマートフォンの普及が進み、上記のように、いろいろな媒体の総合的な連鎖が意思決定をもたらしたということが多くなってきています。

なぜでしょうか?

スマートフォンは、「ながら利用」が多い端末です。テレビを見ながら、会話をしながら、パソコンを見ながら、電車を待ちながら等、すきま時間に「さっ」と使える媒体です。

オムニチャネルを意識して考えると、「駅で電車を待っている間に、医院の看板を見て、スマートフォンで調べた」ということになります。

テレビ等で通販番組を持っている企業さんの間では常識ですが、通販番組の数を増やすとネットでの売上が増え、ネット広告等の告知を増やすと、通販番組からの売上が増えるのだそうです。

告知の媒体はテレビとネットだけでなく、たくさんありますので、その様々な媒体が相互に連鎖して相乗効果を発揮しているということが分かってきています。

医院のオムニチャネルには「口コミ」も考える

さて、医院の場合に目を移しましょう。医院の場合は、自費をメインで行っている医療機関を除けば、それほど多角的に広告をされていないと思いますので、オムニチャネル的な要素は少ないと思います。

しかし、「媒体」の中に「口コミ」の要素を加えたらどうでしょうか?

「知り合いの口コミを聞いて、ネットで調べて…」のようなケースや「通勤の通り道で良く看板を目にした医院の話題が電車の中で出ていたのでウェブで調べた」等、口コミ→ホームページの流れになっているケースも多くあります。

最近は、口コミのサイトも多くなってきていますので、インターネットだけをとっても、自院のホームページだけでなく、いろいろなサイトの相互連鎖というオムニチャネルを考える必要があります。

セミナーでも解説します

今日のブログは少し小難しい感じになってしまいましたが、ネット上での口コミについては今月開催されるセミナーで解説をしたいと思っています。

どの回も席は若干空いてございますので、是非お越しください。

セミナー詳細のページはこちらから

【大阪会場】
2015年4月11日(土) 16:30~18:00(開場16:15)
https://www.meducation.jp/seminar/regist?id=33728

2015年4月12日(日) 14:00~15:30(開場13:45)
https://www.meducation.jp/seminar/regist?id=33729

【東京会場】
2015年4月16日(木) 18:00~19:30(開場17:45)
https://www.meducation.jp/seminar/regist?id=33727

2015年4月25日(土) 16:00~17:30(開場15:45)
https://www.meducation.jp/seminar/regist?id=33730

2015年4月26日(日) 14:00~15:30(開場13:45)
https://www.meducation.jp/seminar/regist?id=33731

河村伸哉

河村伸哉

東北大学法学部卒業後、フリーランスの期間を経て、大手飲料メーカーや通信系システム会社等のウェブサイト作成を経験。 現在、メディキャスト株式会社にて、医療機関のマーケティングを担当。 13年間で800件以上のウェブサイトをブロデュースし、確実に増患に導いたマーケティングプロデューサー 開業前に予約が殺到した心療内科や、強豪ひしめく地域で毎月3000名の新患獲得を達成しているレディースクリニック、100キロ離れた場所からわざわざ患者が通ってくる一般耳鼻科など、診療科目別の増患ノウハウを確立させ、ドクターの強みを地域住民に訴求させ確実に増患に導いている。 日本でも数少ない医療機関のマーケティングに強みを持ったウェブプロデューサー。

医院ホームページ作成の教科書