ホームページに掲載する院長写真の撮り方

私たちが運営しているWevery!は自分で作成して、自分で管理するというコンセプトがありますので、院長先生の写真についても、ご自身、またはスタッフ様で撮影されることがあると思います。

出来れば、写真館等でお撮り頂いたものを掲載するのが良いのですが、お忙しい中で、なかなか難しいという院長先生もいらっしゃいます。

写真については、ある程度「コツ」が分かれば、そこそこのものが撮れます。

今回は、自院での撮影を想定して、「コツ」について記載します。

カメラは何が良いか?

携帯でもデジカメでも良いです。出来れば、デジカメ、一眼レフと言いたいところですが、ウェブに掲載する写真であれば、それほど解像度等は必要ないですし、携帯のカメラも進化していますので、拘らなくても大丈夫です。

撮影位置を工夫しよう

実はここからが大事です。撮影ポジションと次に述べる構図でほぼ写真が決まると言っても過言ではありません。

下記の画像は、天井から見た撮影風景ですが、この「位置」が重要です。

壁からは1m程度離れます。壁は白でなくても、医学書が並んでいる棚でも良いです。壁に近いと、影が映ったりすることがあります。また、被写体を際立たせるため、背景をややぼんやりと映すことも重要です。もし、一眼レフカメラでしたら、F値と呼ばれる「絞り」を思い切り解放(数字を小さく)して撮ることをお勧めします。

体の位置ですが、顔はカメラを、体は、やや斜めを向いて撮ることをお勧めします。

モデルになった気分でカッコつけて撮ってください。けっこうダラッと撮られている方もいらっしゃるのですが、カッコつけて撮ったほうが何十倍もイイ男、イイ女に見えます。本当です。

写真の構図を工夫しよう

写真の構図も大切です。

上記のように、体の中心を意識して、また、適度な余白をとりましょう。

写真は後から、加工が出来るので、出来るだけ全身を入れてお撮りしたほうが良いのですが、少なくとも、「へそ」から上あたりを納めるのが良いと思います。

また、余白をある程度撮らないと、窮屈な写真になります。

上記のように、体の中心を意識して、また、適度な余白をとりましょう。

写真は後から、加工が出来るので、出来るだけ全身を入れてお撮りしたほうが良いのですが、少なくとも、「へそ」から上あたりを納めるのが良いと思います。

また、余白をある程度撮らないと、窮屈な写真になります。

とにかく枚数を撮ろう

プロの撮影でも、1シーンで20~30枚撮ることはザラです。プロでなければ、もっと枚数を撮っても良いです。いろいろな表情とポーズで何十枚も撮ってベストショットを選んでください。

0.25秒で印象が決まる

人は0.25秒で印象を決定すると言われています。これは諸説ありますが、瞬時ということでは、多くの説が同様です。患者さんにとって、誰に診てもらうかは重要なポイントですので、是非ホームページに掲載する写真は拘って撮ってみてください。

河村伸哉

河村伸哉

東北大学法学部卒業後、フリーランスの期間を経て、大手飲料メーカーや通信系システム会社等のウェブサイト作成を経験。 現在、日本経営グループのメディキャスト株式会社にて、医療機関のマーケティングを担当。これまで約2000件のウェブサイトをプロデュース。 開業時のマーケティングを多く経験していることから、開業前に予約が殺到した心療内科や、強豪ひしめく地域で月間3,000 名の新患獲得を達成しているレディースクリニック、100 キロ離れた場所からわざわざ患者が通ってくる一般耳鼻科など、診療科目別の増患ノウハウを確立させ、ドクターの強みを地域住民に訴求する手法で、確実に増患に導いている。 日本でも数少ない医療機関のマーケティングに精通したメディカルWebプロデューサーとして、著書「クリニック広報戦略の教科書」「医院ホームページの教科書」があるほか、YouTube「ウェブリィチャンネル」を主催。全国で講演活動などもおこなっている。
医院ホームページ作成の教科書
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