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「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」導入の際のホームページの記載例

2022年10月より、「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」がスタートし、導入に際して、施設基準として下記のとおり、ホームページにも、導入している旨の追加が必要になります。

[施設基準]
(3) 次に掲げる事項について、当該保険医療機関の見やすい場所及びホームページ等に掲示していること。
ア オンライン資格確認を行う体制を有していること。
イ 当該保険医療機関を受診した患者に対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行うこと。

どのような文言を記載すればよいか

では、具体的にどのように記載すれば良いのかですが、下記に例文を記載してみました。

当院はマイナンバーカードによるオンライン資格確認をおこなっています

当院は、より質の高い診療を行うため、オンライン資格確認による情報(受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報)を取得して活用しています。初診時にはマイナンバーカードをご持参ください。

あくまでも例文ですので、医療機関様にあわせて修正が必要と思いますが、ご参考いただければ幸いです。

2022年10月から、オンライン資格確認の点数が変わります

既にオンライン資格確認を導入されている医療機関においては、10月より点数が変わります。YouTubeで解説していますので、ぜひご参考ください。


河村伸哉

河村伸哉

東北大学法学部卒業後、フリーランスの期間を経て、大手飲料メーカーや通信系システム会社等のウェブサイト作成を経験。 現在、日本経営グループのメディキャスト株式会社にて、医療機関のマーケティングを担当。これまで約2000件のウェブサイトをプロデュース。 開業時のマーケティングを多く経験していることから、開業前に予約が殺到した心療内科や、強豪ひしめく地域で月間3,000 名の新患獲得を達成しているレディースクリニック、100 キロ離れた場所からわざわざ患者が通ってくる一般耳鼻科など、診療科目別の増患ノウハウを確立させ、ドクターの強みを地域住民に訴求する手法で、確実に増患に導いている。 日本でも数少ない医療機関のマーケティングに精通したメディカルWebプロデューサーとして、著書「クリニック広報戦略の教科書」「医院ホームページの教科書」があるほか、YouTube「ウェブリィチャンネル」を主催。全国で講演活動などもおこなっている。
医院ホームページ作成の教科書
医院ホームページ作成の教科書

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