ニキビ治療によくある誤解
名古屋市昭和区のいりなか駅前皮膚科ビューティクリニックでは重症のニキビ・ニキビ跡の治療を実施しております。お悩みの方は下記のページも併せてご覧ください▼ 今回は、ニキビ治療で皮膚科を受診される方に
よくある誤解についてご紹介します。
誤解があるまま治療を続けてもなかなか改善せず、時間も掛かってしまいます。
ニキビ治療でしっかり効果を出したい方は、ぜひ参考にしてください。
よくある患者様の誤解
◎すぐに治ると思っている
皮膚科を受診してお薬を処方してもらえば、すぐに治るものと思っていませんか?
「すぐに」という感覚は、1~2週間ほどではないでしょうか。
しかし、実際にはニキビ治療は少なくとも数ヶ月は必要になります。
そのため、医師側は最初から、数ヶ月は継続して通院して頂くことを前提に
処方計画を立てています。
この前提が一致していないと、1,2週間後に再受診して頂いた際に、
「まだ治っていません」とがっかりしてしまうかもしれません。
1,2週間でニキビが治ることはありませんので、ご理解してください。
◎赤ニキビが治ったら治療が終わったと思っている
お薬を使って目立つニキビがある程度治ったら、
治療終了だと思って通院を辞めてしまう方がいらっしゃいます。
しかし、ニキビ治療は「炎症期」と「維持期」とを分けて考える必要があります。
「炎症期」は赤ニキビや黄色ニキビが出ている段階。
「維持期」とは赤ニキビがほぼ出来なくなり、再発予防の段階です。
維持期には目立つニキビはなくても、ニキビの出来かけがまだ残っています。
それを治療しなければ、ニキビが再発してしまいます。
最初から赤ニキビがなくなった段階で終わりではなく、
再発予防の治療も念頭においておくことをおすすめします。
◎ニキビが酷くなった時だけ受診する
ニキビが悪化した時だけ受診するという考えは、
たまにしかニキビが出来ない方には良いかもしれません。
しかし、お顔全体にニキビが出来やすい方が、
悪化した時だけ受診してもなかなか改善には向かいません。
ニキビが出来やすい方は、再発予防の治療をすることで
新しいニキビを出来にくくすることができますので
ぜひ継続的な治療をお勧めします。
◎薬さえ塗っていれば治ると思っている
「ニキビの薬を出してください」とう患者様の中には、
ニキビを悪化させるような食生活を送っていたり、
睡眠不足がニキビの原因になっていることもあります。
ニキビ治療は薬だけでは十分ではありません。
生活習慣に問題がある方は、ぜひ見直してください。
お薬の治療と生活習慣の改善を行っていくと
よりニキビを改善することが出来るでしょう。
まとめ
今回は、ニキビ治療で皮膚科を受診される患者様によくある誤解をご紹介しました。
一つでも当てはまるものがある人は注意してみてください。
ニキビ治療は道のりが長いものですが、一歩ずつ取り組んでいけば必ず良くなっていきます。
一緒に頑張りましょう。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗