年末年始は肌荒れに要注意!肌荒れしやすい理由や予防方法
年末年始は、ついついダラダラと過ごしてしまいがちですが、お肌のことを考えていますか?
ダラダラ過ごしてしまうと、年末年始で一気に肌の調子が悪くなってしまうかもしれません。
なかには「毎年、年末年始は肌が荒れる」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、肌荒れを起きないようにする年末年始の過ごし方や注意点について解説します。
年末年始に肌荒れが起きやすい理由
年末年始に肌荒れが起きてしまう理由は、生活の乱れです。
暴飲暴食をしたり寝てばっかりいたりと、そんな生活をしていれば、お肌に影響が出てしまいます。
具体的にどのような行動がお肌に影響を与えるのかを以下で解説するので、年末年始の過ごし方に注意してください。
暴飲暴食
年末年始で暴飲暴食してしまうと、肌荒れの原因になります。
年末年始はおせち料理やお酒など、美味しいものを食べたり飲んだりする機会が多くなり、胃腸に負担をかけてしまうのです。
実家に帰省する人は、いつもは食べないようなお菓子なども食べてしまうかもしれませんし、いつも以上にご飯を食べてしまうかもしれません。
しかし、あまりにも食べすぎたり飲みすぎたりすると、肌の調子が悪くなってしまうので、ほどほどにしておきましょう。
お酒とニキビの関係についても、過去に解説しているので、参考にしてください。
生活リズムの乱れ
年末年始は生活リズムが乱れやすいために、肌荒れを起こしやすいです。
年末年始の休みでは、ついつい夜更かしをして昼間まで寝てしまう、なんて生活を送る人もいるのではないでしょうか。
しかし、そんな生活をしてしまうと、ターンオーバーが乱れて、肌の乾燥や肌荒れを招きます。
ときには夜更かしする日があっても良いですが、それがデフォルトにならないように注意しましょう。
運動不足
お正月休みでダラダラ過ごし、運動不足になると血液の循環が悪くなり、代謝が落ちてしまいます。
代謝が落ちてしまうと、肌のターンオーバーが乱れで、肌荒れしやすい状況になるのです。
とくに実家に帰省する方は注意してください。
実家でゴロゴロしてばかりいると、肌に影響が出てしまうかもしれません。
スキンケアを怠ってしまう
年末年始のようなお休みは、ついついスキンケアを忘れてしまう人もいます。
夜中までテレビを見ていて、「うっかりそのまま寝てしまう」なんて人もいるのではないでしょうか。
スキンケアを怠ってしまえば、当然その分肌へ悪い影響が出ます。
どんな日でも忘れずに、しっかりスキンケアを行うようにしてください。
年末年始の肌荒れを防ぐための知っておきたいポイント
年末年始の肌荒れを防ぐために、3つのポイントを解説します。
それぞれを意識しておけば、毎年この時期に肌荒れが起きる人でも、症状を軽減できるかもしれません。
ぜひ今年の年末年始は、以下のポイントを意識してみてください。
お正月の食事には七草粥がおすすめ
お正月の食事では、ぜひ七草粥を食べてください。
七草粥は、7種の野草・野菜が入っており、利尿作用や食欲増進、解熱など、さまざまな効果に期待できます。
また、おかゆ自体が消化に良く、胃に優しいので、ニキビ肌の人におすすめです。
胃腸とニキビの関係については、以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。
ノーメイクが肌荒れの原因になる可能性
年末年始のような長期休みだと、ノーメイクで過ごす人も多いでしょう。
しかし、ノーメイクは必ずしも肌に良いとは限りません。
なぜなら、普段のメイクは、肌を守るための役割も果たしているからです。
たとえば、ベースメイクは、空気中のチリやほこり、乾燥から肌を守る役目をしています。
このようにメイクをすることで肌を守ることもできるので、年末年始休み中も、ノーメイクではなく、肌を守るためのメイクをしておくと良いでしょう。
室内の乾燥を防ぐ
年末年始の時期は、ただでさえ乾燥しやすい時期です。
さらに、家に閉じこもって暖房をつけていると、室内の湿度はかなり低くなります。
空気が乾燥していれば、当然肌の水分が奪われ乾燥しやすくなるので、注意してください。
加湿器をつけたり、適宜換気するなどして、湿度を調整すると良いでしょう。
肌荒れしやすい時期の生活習慣の整え方
年末年始に限らず、長期休暇になると生活習慣が乱れやすくなります。
一度乱れてしまった生活習慣は戻すのに時間がかかるので、以下の2つを徹底してみてください。
- 水分を十分に摂取する
- 十分に休息をとる
2つを意識して生活すれば、肌への影響も軽減できます。
年末年始で生活習慣が乱れてしまったと感じる人は、ぜひ実践してください。
水分を十分に摂取する
年末年始でお酒をよく飲んでしまった人は、とにかく水分を沢山摂取してください。
アルコールを分解するには、水分が必要になるため、肌の水分量が低下してしまいます。
また、暖房の効いている家でゴロゴロしていても水分量はどんどん失われてしまうので、とにかく水分の摂取は忘れないようにしましょう。
十分に休息をとる
長期休暇中に遊びすぎてしまった場合は、とにかくゆっくりとする時間を作ってください。
休息をせずに寝不足になったりストレスをためてしまったりすると、肌荒れの原因になってしまいます。
「年末年始に遊びすぎて、反対に疲れてしまった」とならないように気を付けてくださいね。
まとめ
年末年始をのんびり過ごすのは、決して悪いことではありません。
1年に1回なので、たまにはのんびりダラダラと過ごすのも良いでしょう。
しかし、あまりにも不摂生が続くと、肌荒れの原因となり、ニキビができやすくなるので注意してください。
ぜひ今回の記事を参考に、肌の健康を保てる年末年始をお過ごしください。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗