【美容皮膚科厳選】ニキビ対策におすすめの保湿クリーム3選
ニキビ対策のためには、保湿ケアをしっかり行いましょう。
ニキビに限らず、肌トラブルの多くはスキンケアが重要です。
そこで今回は、おすすめの保湿クリームを紹介します。
自分に合った保湿クリームを見つけて、しっかりとスキンケアを行ってくださいね。
スキンケアの基本は「保湿」
ニキビができると「ニキビの改善方法」について考えてしまいがちですが、基本はやはりスキンケアです。
とくに、スキンケアのなかでも、保湿が大事。
多くの肌トラブルの原因は、乾燥から来ています。
乾燥がすすんでしまうために、肌バリアを失い、さまざまな肌トラブルとなってしまうのです。
保湿クリームの選び方
保湿クリームの選び方として、以下の3つから見ていきましょう。
- ニキビの種類によるおすすめの成分
- 思春期ニキビにおすすめのタイプ
- ノンコメドジェニックテスト済み
保湿クリームは、お近くのドラッグストアなどでも購入できます。
どのような保湿クリームを購入するべきか迷ったら、ぜひ参考にしてください。
ニキビの種類によるおすすめの成分
保湿クリームは、ニキビの種類から選んでみましょう。
ニキビの種類によるおすすめの成分は、以下のとおりです。
- ニキビの炎症予防……グリチルリチン酸・イソプロピルメチルフェノール・酢酸DL-α-トコフェロール
- 肌のターンオーバーをサポート……サリチル酸・ビタミンC誘導体・パントテン酸
- ニキビ跡……ビタミンC誘導体・トコフェロール・アラントイン・フラーレン
- 保湿成分……プラセンタエキス・セラミド・スクワラン・ヒアルロン酸・コラーゲン
肌のバリア機能が低下してニキビができる人は、セラミド配合をおすすめします。
思春期ニキビにはジェルタイプがおすすめ
思春期ニキビは、皮脂分泌が過剰になるために発生します。
そのため、油脂成分の少ないジェルタイプがおすすめです。
オイルフリーの保湿クリームもあるので、自身の肌に合わせて選びましょう。
ノンコメドジェニックテスト済み
保湿クリームのみに限りませんが、スキンケア商品を選ぶ際は「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載のあるものを選びましょう。
ノンコメドジェニックテストというのは、ニキビの元になるコメドになるかを検査するテストです。
さらに「ニキビ肌の人が実際に使用して肌トラブルがおきないかどうか」のテストも行われています。
ニキビができにくく、安心して使えるので「ノンコメドジェニックテスト済み」の表記は確認しておくと良いでしょう。
ニキビ肌の人が気を付けるべき成分
ニキビ肌の人は、以下のような保湿クリームは避けた方が良いです。
- オーガニック・無添加
- 香料
- アルコール
保湿クリームに限らず、いずれかの成分が入っているスキンケア用品は避けておきましょう。
以下で、なぜそれぞれを避けるべきなのかについて解説します。
オーガニック・無添加
オーガニックや無添加は、一見安全性の高いイメージがあります。
しかし、必ず安全とは限りません。
無添加と言われる自然派化粧品には、現時点で基準や定義がないため、商品ごとに意味合いが異なるのです。
そのため「オーガニックだから大丈夫」「無添加だから大丈夫」という選び方は、あまりおすすめしません。
香料
香料が含まれているものは、具体的な成分がわからないため、避けた方が良いでしょう。
香料は、複数の成分が混合されているものです。
しかし、成分表記には「香料」としか記載されていません。
場合によっては、肌に刺激を与える可能性があるので、避けておくにこしたことはないでしょう。
アルコール
アルコールは、防腐効果や肌を引き締める効果があります。
清涼感も感じられるために化粧品などに配合されていますが、アレルギーのある場合や敏感肌の方は避けるべき成分です。
配合量によっては必ずしも悪影響になるとは限りませんが、不安な場合は避けておいた方が良いでしょう。
皮膚科医がおすすめする保湿クリーム3選
皮膚科医としておすすめする保湿クリームを、3つ紹介します。
- キュレルフェイスクリーム
- エトヴォスセラミドスキンケア
- 薬用ニキビケアクリーム
それぞれの特徴を解説するので、保湿クリーム選びの参考にしてください。
キュレルフェイスクリーム
参考価格 | 2,300円 |
内容量 | 40g |
キュレルフェイスケアクリームは、乾燥肌や敏感肌の人におすすめな保湿クリームです。
有効成分として、セラミド機能成分やユーカリエキスが配合。
その他にも、弱酸性・無香料・アルコールフリーなどの特徴もあります。
保湿性の高いおすすめの保湿クリームです。
エトヴォスモイスチャライジングクリーム
参考価格 | 4,180円 |
内容量 | 30g |
モイスチャライジングクリームは、5種類の保湿成分を配合している保湿クリームです。
配合されているヒト型セラミドは「セラミドEOP、NG、NP、AG、AP」。
その他にも4種類のビタミンや9種の植物エキスも配合されています。
肌に優しい低刺激処方なので、どんな肌質の方でも使用可能です。
薬用ニキビケア クリーム
参考価格 | 2,380円 |
内容量 | 50g |
薬用ニキビケアクリームは、大人ニキビやニキビ跡を整える保湿クリームです。
6種類の保湿成分でしっかり乾燥予防し、肌に刺激のある成分も含まれていません。
炎症を抑える成分も配合されているので、肌荒れを防ぐ効果にも期待。
サラっとした使い心地でベタつきもそれほど感じません。
保湿クリームの使い方
保湿クリームの正しい使い方について知っておきましょう。
以下の順番で保湿クリームを塗ってください。
- 化粧水や美容液、乳液で肌に水分を与える
- 顎・両頬・おでこ・鼻の5点に保湿クリームを置く
- 内側から外側へ優しい力で塗り広げる
- 優しくハンドプレス
化粧水などで与えた潤いにフタをするイメージで保湿クリームを塗ります。
あくまで優しく、ゴシゴシと摩擦を与えないように塗ってあげましょう。
まとめ
保湿クリームは、ニキビケアとしてぜひおすすめです。
自身に合った保湿クリームを選べば、ニキビ対策として効果を感じられるでしょう。
どのような保湿クリームを選べば良いかわからない場合は、今回の記事を参考にしたり、クリニックで相談したりしてみてください。
日頃のスキンケアを徹底して、ニキビを防ぎましょう。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗