肌の赤みを鎮静する対策とおすすめのコスメ
肌の赤みが気になったら、赤みを鎮静できるアイテムを使いましょう。
あくまで「鎮静」なので、赤みの根本的な原因を解消できるわけではありませんが、赤みがひどかったり目立ったりする場合にはおすすめです。
今回は、肌の赤みを鎮静する対策やアイテムについて解説するので、ぜひご自宅で試してみてください。
肌の赤みを抑える3つの対策
肌の赤みを抑える3つの対策として、以下をおすすめします。
- 鎮静コスメ
- 抗炎症成分の薬
- 肌のバリア機能を整える
具体的にどのような成分やどのような方法が良いのか、以下で解説します。
鎮静コスメを使う
敏感肌の赤みは、摩擦や刺激によって肌が炎症を起こしている可能性があります。
このような敏感肌の人は、鎮静成分配合のコスメを使ってみてください。
鎮静成分として効果的なのは、以下の成分です。
- ツボクサエキス
- ヨモギエキス
- ドクダミエキス
抗炎症成分の薬を使う
繰り返しニキビやニキビ跡など、ニキビによる炎症で赤みが出ている場合は、抗炎症成分の薬やスキンケアアイテムを使いましょう。
抗炎症成分の代表的なものは、以下の3つです。
- グリチルリチン酸ニカリウム
- アウトライン
- アズレン
肌のバリア機能を整える
バリア機能が低下した肌は、肌が荒れて赤みが出やすいです。
また、外からの刺激を受けやすい敏感な状態になっています。
そのため、バリア機能を整えるように毎日しっかりと保湿を行ってください。
保湿におすすめの成分は、以下のとおりです。
- ヒアルロン酸
- セラミド
- コラーゲン
- プラセンタ
自宅でできる赤みの鎮静アイテム
自宅でできる赤みの鎮静アイテムをいくつか紹介します。
赤みの根本的な原因の解決にはなりませんが、鎮静させることは可能です。
あまりにも赤みがひどい場合は病院の受診をおすすめしますが、日常生活でできるケアを行いたい人は、以下で紹介するアイテムを使ってみてください。
赤み鎮静パック|ティーツリーケアソリューションアンプルマスクJEX
「ティーツリーケアソリューションアンプルマスクJEX」は、世界中で人気のシートマスクです。
鎮静成分も十分に配合されており、荒れた肌を健康的な肌へ導いてくれます。
デリケートな肌でも問題なく使えるので、日々のケアに取り入れてみてください。
【基本的な使い方】
- 洗顔
- 化粧水で肌を整える
- マスクシートを顔に合わせて密着させる
- 10~20分放置
- シートを外した後、エッセンスを軽く叩くように肌になじませる(残った美容液は首や手、ボディなどに使用できます)
参考価格 | 1,069円 |
赤み鎮静成分 | ツボクサエキス・ティーツリーエキス・カミツレエキス・ドクダミエキス |
内容量 | 3枚 |
赤み鎮静化粧水|AccalMe
「AccalMe」は、皮膚科学から生まれた、赤ら顔・酒さの方におすすめの化粧水です。
赤みへの効果が期待できるアゼライン酸の他、バリア機能をサポートするキトサン誘導体も配合されています。
100%オイルフリーなので、敏感肌の人でも安心して使えます。
参考価格 | 5,190円 |
赤み鎮静成分 | アゼライン酸誘導体・キトサン誘導体・プランクトンエキス・グリチルリチン酸2K |
内容量 | 100mL |
赤み鎮静乳液|シェイクモイストミルク
「シェイクモイストミルク」は、化粧水・美容液・乳液、すべての役割を果たしてくれます。
シェイクモイストミルクのブランド『ULU』は、敏感肌の人の顔の赤みに特化したブランドで、徹底した低刺激処方を重視しています。
肌に負担となる成分は一切配合されていません。
【基本的な使い方】
- 蓋を閉めた状態で2~3回振って混ぜる
- 手に適量をとり、顔全体にハンドプレスして馴染ませる
参考価格 | 5,500円 |
赤み鎮静成分 | ヒト型セラミド5種類・ヒアルロン酸 |
内容量 | 110mL |
赤み鎮静美容液|ナチュラルモイスチャーオイル
「ナチュラルモイスチャーオイル」は、ネイルケア専門サロンが開発した美容オイルです。
天然成分のみを配合しており、抗酸化成分や保湿成分が、肌のバリア機能をサポートしてくれます。
ベタつきのないオイルなので、使用感も気になりません。
【基本的な使い方】
- 化粧水で肌を整える
- オイルを1~2滴、手に取る
- 手で温めながら優しく顔全体になじませる
参考価格 | 4,870円 |
赤み鎮静成分 | ゴールデンホホバオイル・カイオイル・マルラオイル |
内容量 | 30mL |
肌の赤みを予防する方法
肌の赤みは、日常生活を気を付けるだけで改善できる可能性があります。
お肌を健康に保つための基本ではありますが、以下の2点を意識してみてください。
- 刺激物を避ける
- 紫外線対策を行う
いずれも肌に赤みが増したりヒリヒリしたりする原因になるので、できる限り日々の生活で気を付けてみてください。
まとめ
肌の赤みが気になる人は、ぜひ今回紹介したアイテムを使ってみてください。
ただし、赤みがひどい場合には、皮膚科の受診を検討しましょう。
赤みを改善するためには、根本的な原因を明確にしなければいけません。
あまりにも赤みがひどかったり、繰り返し赤みが出てしまったりする場合は、ぜひご相談ください。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗