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扁桃炎

扁桃炎は、のどの左右にある扁桃腺、正式には口蓋扁桃に炎症が起こる病気です。強いのどの痛みや発熱を伴うことが多く、「ただの風邪だと思っていたのに、なかなか治らない」と感じて受診される方も少なくありません。食べ物や飲み物を飲み込むだけでもつらくなり、日常生活に大きく影響することがあります。特に、風邪のあとにのどの症状だけが長引く場合は、扁桃炎が関係していることがあります。

また、鼻とのどの間にある上咽頭も、風邪の際に強い炎症が起こりやすい部位です。扁桃腺や上咽頭は、ご自身では見えにくく、診察も簡単ではないため、症状のわりに見逃されやすいことがあります。すずらんクリニックでは、「のどの炎症」の専門家である耳鼻咽喉科として、扁桃腺や上咽頭の状態を丁寧に確認し、その方に合った治療をご案内しています。

扁桃炎の症状について

扁桃炎では、次のような症状がみられることがあります。

  • のどの強い痛み
  • 飲み込むときの痛み
  • 発熱
  • 全身のだるさ
  • 食事や水分がとりにくい
  • 声が出しにくい
  • 口を開けると扁桃腺が赤く腫れている
  • 白い膿のようなものがつく
  • 首のリンパ節が腫れる
  • 口臭が強くなる

扁桃炎は、のど風邪とよく似た始まり方をすることがありますが、痛みが強く、なかなか治りにくいのが特徴です。お子さんでは食事を嫌がる、機嫌が悪い、よだれが増えるといった形で気づかれることもあります。大人では、高い熱や強い倦怠感が出ることもあり、仕事や学校を休まざるを得ないほどつらくなる場合もあります。

扁桃炎の原因について

扁桃炎は、主にウイルスや細菌の感染によって起こります。扁桃腺は、口や鼻から入ってくる病原体に最初に接する場所のひとつであるため、風邪をひいたときに炎症が起こりやすい部位です。

風邪をきっかけに起こる炎症

軽い風邪と思っていたものが、扁桃腺に強い炎症を起こして扁桃炎へ進むことがあります。鼻水や咳が落ち着いてきても、のどの痛みだけが強く残る場合は、扁桃腺の炎症が続いていることがあります。

上咽頭の炎症との関係

鼻とのどの間にある上咽頭も、風邪の際に炎症が起こりやすい場所です。上咽頭の炎症があると、鼻の奥の違和感、痰がからむ感じ、のどの不快感が続くことがあります。扁桃炎とあわせて、のど全体の炎症としてみていくことが大切です。

疲労や体調不良

睡眠不足や疲れがたまっているとき、体調を崩したあとに扁桃炎を起こしやすくなる方もいらっしゃいます。何度も繰り返す場合には、背景に慢性的な扁桃の炎症があることもあります。

扁桃炎によって引き起こされる病気

扁桃炎そのものが主な病気ですが、のどの炎症が周囲へ影響して、次のような状態につながることがあります。

上咽頭炎

扁桃炎と同じように、上咽頭にも炎症が及ぶことがあります。鼻の奥とのどの境目の不快感、痰がからむ感じ、のどの奥に何かある感じが続く場合は、上咽頭炎が関係していることがあります。

扁桃周囲の炎症

扁桃腺のまわりに炎症が広がると、より強い痛みや腫れにつながることがあります。口が開けにくい、飲み込みがかなりつらいといった場合には注意が必要です。

慢性的なのどの不調

扁桃炎を繰り返していると、「いつものどが弱い」「風邪をひくとのどから悪くなる」と感じる方もいらっしゃいます。のどの粘膜が炎症を起こしやすい状態になっていることがあります。

扁桃炎の処置や治療法

扁桃炎の治療では、炎症の程度、発熱の有無、飲食ができているか、周囲へ炎症が広がっていないかを確認しながら進めていきます。

のどの状態を丁寧に診察します

当院では、口蓋扁桃の赤みや腫れ、白い付着物の有無だけでなく、上咽頭を含めてのど全体の状態を確認します。扁桃腺や上咽頭は診察が容易ではない部位ですが、そこをきちんとみることが、正確な診断につながります。

症状に応じた治療

炎症の原因や程度に応じて、お薬を使いながら治療を行います。発熱や痛みが強い場合には、そのつらさをやわらげることも大切です。食事や水分がとれないほど痛みが強い場合には、早めの受診が望まれます。

くり返す場合の相談

扁桃炎を何度も繰り返す方では、そのたびに日常生活への影響が大きくなることがあります。当院では、現在の炎症を落ち着かせることはもちろん、繰り返しやすさについてもご相談いただけます。

扁桃炎についてのよくある質問

Q1. 扁桃炎とただの風邪はどう違いますか

A1. 風邪でものどの痛みは出ますが、扁桃炎では痛みが強く、飲み込むのがつらくなったり、高熱や強いだるさを伴ったりすることがあります。なかなか治らない場合は一度診察をおすすめします。

Q2. のどが痛いだけでも耳鼻科を受診してよいですか

A2. もちろんです。扁桃腺や上咽頭は見えにくい場所のため、ご自身では状態がわかりにくいことがあります。長引くのどの痛みは、耳鼻咽喉科での診察が役立ちます。

Q3. 扁桃炎は子どもにも多いですか

A3. はい。お子さんにもよくみられます。のどの痛みをうまく言えない年齢では、食欲低下や機嫌の悪さ、発熱が手がかりになることがあります。

Q4. のどの痛みが治らないのですが、上咽頭のこともありますか

A4. はい。鼻とのどの間にある上咽頭に炎症があると、のどの奥の違和感や痰がらみのような症状が長引くことがあります。扁桃腺だけでなく、上咽頭も含めて確認することが大切です。

院長より

のどの痛みは、風邪のたびに起こる身近な症状です。しかし、扁桃腺や上咽頭に強い炎症が起きていると、思っている以上につらく、治りも長引きやすくなります。「軽い風邪だと思っていたのに、なかなか治らない」という方を診察すると、見えにくい場所に強い炎症が隠れていることは珍しくありません。

私たちすずらんクリニックでは、確かな専門性に基づく丁寧な医療を心がけ、扁桃腺や上咽頭を含めたのどの状態をしっかり確認しています。医学博士、日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会専門医として、症状の原因をできるだけわかりやすくご説明し、その方に合った治療をご案内します。のどの痛みが強い方、長引く風邪症状でお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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