インフルエンザが猛威をふるっていますが・・・
長野県のはなしですが、対岸の火事、ではありません。
毎年のように死亡者もでる病気がインフルエンザです。
ときどき、
インフルエンザワクチンを受けたのに、かかってしまったじゃないか、とおっしゃる人もいます。
これは期待と効果の認識にずれがあるからです。
インフルエンザワクチンは車に乗るときのシートベルトだと思ってください。
事故そのものは防げませんが、事故をおこしたあとに、死亡するかしないかをわけるのはシートベルトの装着にかかっています。
インフルエンザにかかってしまうんだから、ワクチンはいらないよ、という議論をときどきネットでみかけます。
それは、事故をふせぐちからがないんだから、高速道路にのるときもシートベルトは意味がないよ、そう言っているのと同じです。
あなたのお子さんをシートベルトしていないドライバーの車にのせるでしょうか?
あなた自身がシートベルトしていないドライバーの車に乗りたいですか?
僕は事故をおこしたことがないから、シートベルトはしない、というドライバーと同じく
自分はインフルエンザにかかったことがないから、インフルエンザワクチンはしない、という人もまだいるようです。