頭痛ダイアリーをつけることをおすすめします
頭痛にお困りの方は
自分の頭痛のパターンを知るために、頭痛ダイアリー(頭痛手帳)をつけることをおすすめしています。
クリニックでの診察時には、問診をして頭痛の性状やパターンをお聞きしながら診断をつけていきます。どういったときによくなるのか(軽快因子)、悪くなるのか(誘発因子)、痛みのつらさや程度、持続時間や一日の中での症状変化(日内変動)を確認します。また鎮痛薬をつかっている場合は、その効果や持続時間なども確認していきます。
症状が典型的な場合はよいのですが、ときに2つ以上の頭痛が混在していることもあり、頭痛ダイアリーをつけてもらって症状を確認することで、病態を把握し診断をつけるのに役立てることも多いです。
もちろん自分の手帳などに記録したものを見せて頂いてもよいのですが、頭痛のパターンがくわしくわかり医師と情報共有できる点で、コミュニケーションツールとしても優れていると考えています。頭痛ダイアリーへの記録をおすすめした方からは、おおむね肯定的な感想をうかがっております。
クリニックに頭痛ダイアリーは置いてありますので、頭痛にお困りの方は遠慮なくお問いあわせください。(文責 松野)